2018年5月 脇起り追悼歌仙「ひと呼吸」の巻 (第二十六回興行)


■白山連句会第二十六回興行
2018/05/23-18:27 No.[2019]

白山連句会第二十六回興行      捌:谷地元瑛子

脇起り追悼歌仙 ひと呼吸の巻  平成30年6月1日起首



炎昼ヘ出るためにするひと呼吸      安居酢豚

   葭簀の蔭にあるじ待つ犬       谷地海紅

和菓子舗の和菓子のかもす品めでて    堀口希望

  誰か来そうな店閉める頃        伊藤無迅

地下鉄の一瞬途切れ窓の月        根本梨花

  紅葉また紅葉中吊り揺れる    e 

***** *****

川へ吹くトランペットの身に入みて     つゆ草

   いとしさ募る恋は盲目        ムーミン

 ドンファンも源氏も袖にしてきたわ     千年

   ことことと独楽止まりそうです    美知子

 祝筵に頑固親父の頬ゆるむ         松江

    夜の部はねて小雪舞ふ街      うらら

 月あかり坂駆けのぼる若侍         窓花

   ひらく枝折戸ちちろ虫鳴く       こま女

 冬近し太宰治を買ひに行く         いろは

   棚にウイスキー封開けぬまま       智子

 君のゐてわれ差し招く花の影         喜美子

   大樹さらりと歌う春風          由美

    **** *****

 ご開帳善男善女列なして           通済

  お里澤市復活の谷             美雪

 夕闇に一番ぼたる飛び立てり         馨子

  こどもばかりの夕涼み会          糀

 約束の琵琶湖周航はたせずに         月子

   路地を迷って訪ねきし句碑        泰司

寒鴉酒酌み交わしゐて孤独           山茶花

   色とりどりのマフラーを巻く       貴美

 見つめ合い踊るタンゴの息熱く        ふみ子

   アルゼンチンは決勝Tへ           e

波さらう砂の玲瓏月の影           奈津美

   急ぎ夜学へ金平糖ふたつ         しのぶこ

*** ***** ***** *****

新蕎麦香る皆在りし日の神保町         宏

  どこを指差す青年の像           真美

廃鉱の山守るらし煙見ゆ            ちちろ

  姉妹揃って卒業の朝          右稀・由希

お忍びといふには長き花の列          海紅

  イーハトーブに穀雨来にけり       ひぐらし

         *****

平成30年7月2日満尾

この作品を故人となられた安居酢豚さまに捧げます。

                     一同

  

  


山房の海紅 2018/05/31-23:32 No.[2020]----------------------------------------

発句にシットリと馴染み、寄り添うのが脇句であるという教えに添って、以下の3案を提出します。お捌きをお願いします。合掌

1)葭簀の蔭にあるじ待つ犬
2)麻の衣に白き二の腕
3)蝸牛乗せ垂るる一枚



eiko yachimoto 2018/06/01-12:19 No.[2021]----------------------------------------

海紅先生、何れ劣らぬ三句を拝受致しました。
いよいよ水無月、安居さんの笑顔が浮かびます。

今夜、治定させていただきます。
sincerely,
瑛子


eiko yachimoto 2018/06/01-23:50 No.[2022]----------------------------------------

みなさま、こんばんは。

葭簀と、麻の景色は炎昼にぴったり合っていますが、蝸牛は 小満を過ぎようとしている微妙な暑さの季節感かもしれません。それでも、

炎昼の中へとは日盛りのプールか、川へかもしれないと
思わせてくれる垂るる一枚が気になります。一枚は
水に入るために脱いだ一張羅ということでしょうか。。。

第三をお願いしている希望さんと相談してみたいと思います。
しばしお待ちください。


eiko yachimoto 2018/06/02-14:42 No.[2023]----------------------------------------

酢豚さんのお散歩の様子をブログで拝見していた私は
お利口なお供を配してみようと決めました。呼吸、息という
エネルギーで結ばれた二句一章を得て、連句凧を
空高くあげましょう。

希望さん、第三をよろしくお願いします。特別に夏三句で月を
と予定しておりましたが、炎昼(太陽)と月では打越に触れると思われます。丈高い、第三の候補を
二つか三つ、ここ、白山連句のコメント欄に投稿してください。

先生、可能性3つをありがとうございました。希望さん、一緒に考えてくださり感謝です。


山房の海紅 2018/06/02-15:07 No.[2024]----------------------------------------

酢豚さんの愛犬のお役目ができて光栄です。1日に1度はここを覗いて、引き続き皆さんの連想の世界を愉しませていただきます。


eiko yachimoto 2018/06/03-14:42 No.[2025]----------------------------------------

先生、愛犬をしかと登場させてくださり、ありがとうございました!

ー希望さんが第三を案じておられる間、ちょっと雑談ー

螺子まいて崖落つときの一葉疾し   久女

イメージが鮮明でしたので、
corkscrewing
from the cliff at speed
a leaf

と英訳して、気づきました。これでは季語がない!そこでようやく歳時記を引き、一葉は一般的な葉っぱ一枚ではなく、桐一葉のことと知りました。最初に描いていたイメージがさらにクリアになり、秋の季語として「一葉」が確立されていることも学びました。

今回脇候補にあった一枚を葉っぱと気づかなかった私は、カタツムリを日向の風に舞う衣の上に想像してしまいました(嗚呼)

幻が生まれては消え、やがて治定されたイメージが懐紙に消えない世界を作り上げて行く連句の座です。

 

 



根本梨花 2018/06/05-06:03 No.[2026]----------------------------------------

希望さん、根本です。いつも兼題解説では、根本さんの声を聞いたら書くんだとおどけて、即座に書いて下さるので、お呼び掛けします。
希望さんと安居さんは、職場でも、俳誌『沖』でも長いながい歳月をご一緒されたと伺っています。十七文字では語り尽くせないものがあると思いますが、希望さんの一句を、安居さんは誰よりも喜ばれると思いますので。


eiko yachimoto 2018/06/05-08:11 No.[2027]----------------------------------------

根本さん、お呼びかけをありがとうございました。
希望さんは画面入力がやや苦手ということで、
お電話で次の句をいただきました。

第三:

和菓子舗の和菓子のかもす品めでて   希望

句の中に安居さんが柔らかく存在しているこの句、謹んで治定させていただきます。eiko


eiko yachimoto 2018/06/05-08:15 No.[2028]----------------------------------------

ps。品は品格のひんと読みます。


eiko yachimoto 2018/06/05-08:28 No.[2029]----------------------------------------

みなさまへ

事情により4句目はプランでは表6句の折端をお願いしてありました無迅さんに付けていただきます。

無迅さんへ:

通常は4句めぶりといって、雑の短句をさりげなくまるでおしゃれな息継ぎのように付けるのですが、今回は追悼であることと、第三が雑 (夏2句の後のため)となったので、必ずしも4句めぶりでなくてもいいと思います。

秋の季語を使って、月の定座(5句めです)の
準備をしても良いし、ここで短句の月を出すのもアリかもしれません。

乞う、健吟!

 



yumi 2018/06/05-21:20 No.[2030]----------------------------------------

瑛子さんが付け順プランを作ってくださったおかげで、ゆっくり安居さんを偲ぶことができます。

生前、食べ物のお好みを伺ったことはありませんでしたが、和菓子舗にいる安居さんが彷彿としてきます。


伊藤無迅 2018/06/06-09:03 No.[2031]----------------------------------------

用事で順番を乱し、相済みません。

4句なので「さらり」と「月のお膳立て」を狙いましたが、なかなか‥‥。
4句目は打越気味かと。

お捌宜しくお願いします。

 早や暮れなずみ町がらんだう
お馴染さんが店閉める頃            
先ずは写メール箸付ける前
誰か居そうな宵の木戸口



eiko yachimoto 2018/06/06-12:38 No.[2032]----------------------------------------

無迅さま

早速4句め候補を案じてくださりかたじけなく。

その打越ぎみの一句を一直させていただき、次のように治定いたします。流れに動きが出ると思います。

ーーー

脇      葭簀の蔭にあるじ待つ犬

第三  和菓子舗の和菓子のかもす品愛でて

四句め    誰か来そうな店閉める頃



eiko yachimoto 2018/06/06-12:44 No.[2033]----------------------------------------

根本梨花さま

二花三月の最初の月の定座です。どうぞよろしくお願いいたします。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/06-12:53 No.[2034]----------------------------------------

zatsudan:

一昨年、蕪村生誕三百年記念の歌仙を巻きました。
その中の一節を思い出しております。
***
居並びて修道院の窯の前           海紅

  朱の一刷毛を月にしるしぬ        酢豚

長き夜も佳境の独吟半歌仙          希望

  束子乾いて止まる蜻蛉          無迅

***
お優しい酢豚さんにはハッとさせられる句もたくさんありました.....


つゆ草 2018/06/06-15:18 No.[2035]----------------------------------------

2日ほどパソコンの無い所に居たので進み具合をちょっと気にしましたが、臨機応変がきくことに安心しました。蕪村の記念句会の時の瑛子さんが挙げられた連句の一節、目頭が熱くなる思いで拝見し、酢豚さんには本当にハッとさせられる句があるのを思い出しました。この一節とても素晴らしいこと、改めて感じ入ったのでメールしました。


eiko yachimoto 2018/06/06-15:34 No.[2036]----------------------------------------

梅雨に入りました。つゆ草さん、連句を見守ってくださり
ありがとうございます。

句と句の間にたくさんおしゃべりしましょう!

eiko


伊藤無迅 2018/06/06-16:39 No.[2037]----------------------------------------

ご治定有難うございました。
確かに、安居さんの句は奔放なところがありましたね。
以下の句も意表を突かれた一句でした。

  ダービーの果てたる空のがらんだう    酢豚



eiko yachimoto 2018/06/06-17:05 No.[2038]----------------------------------------

無迅さま、

あ、と思いました。

がらんどうの付句にはそのような含みがあったのですね。
歌仙のどこかで生かせる局面が来るやも!

一直を受け入れてくださり深謝。



根本梨花 2018/06/06-22:18 No.[2039]----------------------------------------

地下鉄の一瞬途切れ窓の月
芭蕉会議が終わりシルバーシートで一緒に見た月
月はやし思はず揃ふ芭蕉の句
(月はやし梢は雨を持ちながら 芭蕉)同じ句をつ   ぶやいて
月今宵やさしき声を道連れに
あの声が今もよく聞こえる

誰にでもやさしく良い思い出を残してくれた素敵な酢豚さんでしたね。



根本梨花 2018/06/07-08:59 No.[2040]----------------------------------------

月光のよく似た人の菊名駅

 見上ぐれば大丈夫だよと月が笑む


eiko yachimoto 2018/06/07-09:50 No.[2041]----------------------------------------

おはようございます。

沢山の可能性をありがとうございます!

表六句はまだ地名人名などでイメージを絞ることは避け、オーケストラでいうところの、音合わせ的な機能ももたせたいと思います。

最初の候補、帰宅シーンは前句に通う気持ちであり、地下鉄はお菓子の品格を詠んだ打越(=第三)からキレイに転じております。

*地下鉄の一瞬途切れ窓の月

をいただきます。ありがとうございした。



eiko yachimoto 2018/06/07-10:07 No.[2042]----------------------------------------

みなさまへ

歌仙の1ページ目が終わる折端です。

酢豚さん梨花さんの座った地下鉄の空間をリアルにする句を目指し、

*モミジまたモミジ中吊り揺れる     瑛子

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
zatsudan:  つくしんぼつくしんぼまたつくしんぼ 酢豚


eiko yachimoto 2018/06/07-10:24 No.[2043]----------------------------------------

つゆ草さま

歌仙は裏に入ります。表では出せなかった酒地名人名恋無情、戦さ などなど、ここからは解禁です:ー)

プランの時はここを春にとしておりましたが、大幅に変え
月を秋にしましたので、ここは秋の三句め、秋の季語を入れた
長句をお願いいたします。

折立てですので、前句を頭に置いた上は、むしろ俳句のように
心新たに案じて下さればと存じます。

eiko


つゆ草 2018/06/07-16:56 No.[2044]----------------------------------------

10周年の俳句選集の安居さんの句を見ています。

古書街に貴方探しに秋夕暮れ

  書架裏に愁思隠れてゐたりけり  酢豚

端正な葉書届きし秋の声

  母へ文書きし硯を洗ひけり   酢豚

見に入むやトランペットの川辺にて

    身に入むや藤村稿に朱の迷ひ  酢豚

人去ればなほ馨しき金木犀   

何だか共に過ごした吟行を思い出したら寂しい句ばかりになってしまいました。駄目でしたら又明るい句を考えます。宜しくお願い致します。つゆ草



eiko yachimoto 2018/06/07-18:38 No.[2045]----------------------------------------

つゆ草さん、早速秋の句をありがとうございます。酢豚さんはたくさん秋の秀句をお持ちですね!

いただいた中から、ぜひトランペットをいただこうと思います。川辺という広く、具体的な場所、これまで出ていない音楽(あるかないかの糸のように、微かながら、”揺れ”と繋がる)身に沁むという晩秋の季節感がここにぴったり。

けれど、一つ、さわりがあります。俳句のようになどと言った時、言うべきでしたが、連句の切れは句と句の間にあります。
立句=発句を例外として、あとは平句です(=切れなし)「深い思い、感光、感慨は付けと付けの間にくるので、一つ一つの句は一直線に読みくだした形を』とお願いすべきでした。

次のように一直させてくださいな。

   モミジまたモミジ中吊り揺れる

川へ吹くトランペットの身に入みて

eiko

 



eiko yachimoto 2018/06/07-18:57 No.[2046]----------------------------------------

ムーミンさん、

裏の二句めをお願いします。恋の呼び出し的な
さらっとした人事句、季語はなしです。

土曜日の句会で会えるのでこころ強いです!

eiko


つゆ草 2018/06/08-07:41 No.[2047]----------------------------------------

瑛子様、早速の御治定有難う御座いました。表六句との兼ね合いも考えず、又連句の中の平句をも知らずでした。私もトランペットを取って頂き嬉しく思います。時期は違いますが、多摩川句会の時、多摩川台公園で川に向かってサキソフォンを吹いていたのを思い出し、トランペットの方が悲哀感があると思い詠みました。この音色が安居さんに届くと嬉しいです。


eiko yachimoto 2018/06/08-09:58 No.[2048]----------------------------------------

おはようございます。

つゆ草さん、連句を広いところに出してくれてありがとうございました。575、17音で余情ある一つの詩作品にしなければならないらしい!俳句に比べ、平句は易しいと言えばその通りです。イメージを端的にはっきりなげいれる感じなんです。それを重ねて読んだ時、独特の気分情調が醸し出されるのが素敵だと感じています。前句と重ねるときと、後から
それにつけられた句と重ねるときとではその句自体が
生きたもののように変貌するのも驚きです。

トランペットの句をムーミンさんの付けが{どう照射しなおすか} ドキドキしますネ。

皆様、

今日、明日までは陽が差すようです。良い一日を!

eiko


根本梨花 2018/06/09-10:13 No.[2049]----------------------------------------

瑛子さん

地下鉄の句を確定していただき有難うございました。
いろいろ悩みましたけれど、月の世界に転居した安居さんも、良かったねと言ってっくださるような気がします。これから、月を見るたびに安居さんを思い出すことでしょう。


eiko yachimoto 2018/06/10-06:38 No.[2050]----------------------------------------

梨花さん、おはようございます!
リアリティのある月をありがとうございました。
句となった月は
思いを宿してくれます。。。

皆様へ

つゆ草さんの後の短句はムーミンさんにお願いしてありましたが、昨日の句会で同席でき、ラッキーでした。

候補をいくつかいただきましたので、整理し、教会から
帰りましたら、治定させていただきます。しばしお待ちください。

瑛子



千年 2018/06/10-11:45 No.[2051]----------------------------------------

お待ちしております。

還暦を過ぎたる水着干しにけり 酢豚



eiko yachimoto 2018/06/10-18:43 No.[2052]----------------------------------------

川へふくトランペットの身に入みて  

  ムーミンさんに頂いた付け候補: 

在りのすさびに昔の恋を
スマホ片手にいとしき人へ
狂気はらみし盲目の恋

  トランペットの哀切な調べは恋の呼び出しに
ぴったり、まだ狂気は早いかもしれません:ー)

スマホもいいのですが、カタカナが続くのを避けたい
気持ちがあります。

  次のように治定させてください:

   いとしさ募る恋は盲目

 千年さん、お待たせしました! 存分に可能性を
探ってください。

eiko

     

 

 

   

 


千年 2018/06/11-08:38 No.[2053]----------------------------------------

トランペットに募る恋歌・・・

〇寄り添ひて幾度も跳ねる鯉の如
〇ドンファンも源氏も袖にしてきたわ
〇福耳に寝ぐせがついてをりました



eiko yachimoto 2018/06/11-10:01 No.[2054]----------------------------------------

千年さん、おはようございます。

時事も兼ねた恋句をいただきます。酢豚さんは
お芝居が大好きでいらっしゃいました。

読み方で舞台設定が変わってくるのが面白いです。

1)トランペットを吹く人は男の人、川辺の練習の後、
恋する人の前で吹いた、すると女性は
『ドンファンも源氏も袖にしてきた』と冷たい。。。
2)吹く人は曲に似合わないクールな女性ミュージシャン。川辺で恋の歌を吹きながら、「でも私はね、ドンファンも。。。」と独り言。

連句は読み方に幅がある場合が多いです。次の連衆の想像を広くするためにわざとそうするのかも。

千年さんの句が女性のセリフであることは動かず、話ことばの
語尾はかなり重要となります! 

治定句:ドンファンも源氏も袖にしてしてきたわ


eiko yachimoto 2018/06/11-10:13 No.[2055]----------------------------------------

椎名美知子様へ

酢豚さん追悼の歌仙を巻いております。袖送りで
ひとり一句付けていただいてここまで来ました。千年さんの
後に長句(575をつけて、ご参加願えますでしょうか? 

ご連絡をお待ち申し上げます。

eiko

_____________
付記:
千年さんは長句でしたので、そのあとは短句、77
とお願いすべきところでした。

お名前の知を千としておりましたことと
合わせてお詫び申し上げます。   

6月12日
瑛子


千年 2018/06/11-14:00 No.[2056]----------------------------------------

瑛子さん、どうも有難うございます。

五百羅漢のどれも福耳若楓 酢豚


eiko yachimoto 2018/06/11-14:48 No.[2057]----------------------------------------

千年さん、

酢豚さんの句、ふたつ、改めて、なんとも言えない味のある佳句ですね。俳諧にはペーソスも、福耳も必要!

瑛子


美知子 2018/06/11-15:24 No.[2058]----------------------------------------

瑛子さま
安居さんの追悼連句、ありがとうございます。安居さんはにこにこされてみていらっしゃいますね。
2009年の「学友会会報」に安居さんの句が掲載されていました。
それも「酢豚定食」と題して。その中の2句。

  ・繋がれし秋のボートのことことと

  ・酢豚定食おとなしく待つ無月かな

 この句をイメージして

・酢豚待つ店の岸辺は夢舞台
・ゆらゆらと岸辺のボート夢しずか
・若き日は駒送りのよう浮かぶ顔

 連句のルールをわからないまま、遊び心でつけました。どうなおしていただいても。よろしくお願いします。

 



eiko yachimoto 2018/06/11-18:38 No.[2059]----------------------------------------

まあ、速攻ですネ、(うれしい悲鳴)

日本人の体に染み込んだ57577の
韻律が実は連句の命です、連句という呼び方が
混乱を呼ぶようです。(俳諧の連歌が正式名)

ここは千年さんが575、椎名さんが77で57577です。

これを繰り返す間に、春が来て夏が来て急に冬が来てもいいのです。歌仙は36人でしたので、36句、その中に
2花3月を折り込み、風雅の詩を目指します。

みんなで作る一つの詩です。

お言葉をいただき、直させていただきますね。

ドンファンも源氏も袖にしてきたわ   千年
コトコトと独楽とまりそうです   美知子

引き続き見守ってください、そしていつでも感想、質問を
書き込んでくださいね!

ありがとうございました。



eiko yachimoto 2018/06/11-19:07 No.[2060]----------------------------------------

Dear 松江様

あっという間に進みました! ことこと句に続く
長句をお願いいたします。 ここまで季語のない雑の句が
続きました。前句はどうやら身を固める様子ですね。

まだ出ていない大勢が集まる婚礼シーンはどうでしょう?
それともまだ出ていない冬の季語を使った句もいいと思います。秋の月を少し早めに出すことも可能です。花だけは
出す位置が決まっていますので、それに伴って、春はここには
まだ早い場所であります。

急ぎません!!!!

ゆっくり想像の翼を広げてくださいね。

eiko



美知子 2018/06/11-19:46 No.[2061]----------------------------------------

瑛子さま

お世話様です。私も77のはずのなのにと思いながら、「長句575で」とありましたので、おかしいなと思いながら、その通り入れました。なにしろ連句1年生ですので。
でも、酢豚さんの素敵な句を紹介できましたし、いい句をつけていただきましたのでいいですね。
いい連句ができそうですね。

これからも楽しみに見せていただきます。



松江 2018/06/11-21:29 No.[2062]----------------------------------------

祝莚に頑固親父の頬ゆるみ

   (流氷の頑固親父のやうに来る  酢豚)

 旅に出て子は強くなり祝い歌

   (旅に出て子は強くなる春休み  酢豚)

 バレンタイン愛のかけらが利いたそな

   (バレンタイン愛のかけらを貰いけり  酢豚)

 もらうは漢字だったかどうか、新聞の切抜きがどこかにある筈なのですが。

以上の3案どうぞよろしくお願いいたします。
前の方の方法を真似てみたのですが、とりあえず送ります。

   

    

 



eiko yachimoto 2018/06/12-08:10 No.[2063]----------------------------------------

美知子様

申しわけありません!!!!完全に反対の指示をしてしまい、赤面の至りです。

実は私は昔からよく575、と、77を間違えて、
”たけくらべ*”とご注意を受けました。(*セミ音痴という意味合いだと思います)

ご寛恕深謝。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/12-08:46 No.[2064]----------------------------------------

松江さま

祝筵についた頑固親父!いいですね。
即、いただきました。ゆるむと終止形にしますネ。
歌仙には2回恋シリーズが登場します。1回めは
ここでハッピーエンド:))

ありがとうございました。


eiko yachimoto 2018/06/12-09:02 No.[2065]----------------------------------------

うららさん、おはようございます。

美知子さん、松江さんのおかげでこころのゆとりを感じております。うららさん、ゆっくりウラ (歌仙4折中の2折りめ)の真ん中の句を案じてくださいな。

可能性は無限、映画で言えば、カットとカットの間に
月を出すこともありかもしれません。月の準備をすることも
可能、季節を冬にしてみるのも頑固親父の風骨に響くか?

おまかせいたします。

eiko


松江 2018/06/12-09:06 No.[2066]----------------------------------------

お捌き瑛子様

 お手引を感謝申しあげます。

 襷を早く渡せましたので、川へ洗濯に行けます。



eiko yachimoto 2018/06/12-16:55 No.[2067]----------------------------------------

松江さま

ほんと、この興行は駅伝みたいですね。 東京は雷注意報が出ていませんか? こちらは風は強いのですが、からりと晴れております。

この歌仙の座でみなさまが様々な酢豚さんの句を紹介してくださいます。一堂に会して故人の俳句をこういう風にしみじみ味わうことは脇起りならではですね。

頑固親父の後がた、の、し、み です。

 



千年 2018/06/12-17:05 No.[2068]----------------------------------------

よかったよかった。


宇田川うらら 2018/06/12-22:22 No.[2069]----------------------------------------

瑛子 様

大変お待たせをして失礼しております。

酢豚さんの優しいお人柄を偲びながら

 宴のはけて小雪舞ふ街
見上ぐる空ににじむオリオン
ワイン飲み干す次から次と

お直し存分にお願いいたします!



eiko yachimoto 2018/06/13-07:22 No.[2070]----------------------------------------

おはようございます。

頬がゆるむ、凍った冬空も小雪が舞ってとけるよう、いいですね。移りというのはこういう感じでしょうか。

うたげのはけて、、、、が少し気になります。果てて,とすることも考えますが、ここは前句と少し距離をとり、以下のように一直させてくださいな。

治定句:

夜の部はけて小雪舞う街

うららさん、ありがとうございました!

eiko


eiko yachimoto 2018/06/13-07:28 No.[2071]----------------------------------------

今、かな遣いに気がつきました。ここまで現代かなづかい
だったと思いますが、統一するか、どうかは
最後に考えたいので、みなさま、どうぞ自由に投句してください。うららさん、舞うは舞ふにします。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/13-07:55 No.[2072]----------------------------------------

窓花さんへ

月をお願いいたします。

二花三月、ここは2回目ですね。

eiko

ps。いつぞやの句会で敗荷の読み方を教えてくださりありがとうございました。衝撃でした:-))


宇田川うらら 2018/06/13-09:03 No.[2073]----------------------------------------

瑛子 様

ありがとうございました!

私も松江さんに倣って川へ洗濯に行きます!


窓花 2018/06/13-18:01 No.[2074]----------------------------------------

瑛子さん

遅くなりました。下手くそなりにその都度季語の語彙は増やそうと思っています。敗荷、鎌倉句会だったように思います。
次の3句はいかがでしょうか?

・風月や 煙草くゆらす 帰り路

・道なきぞ 旅路を示す 冬の月

・月あかり 名もない坂を 駆けのぼる

どうぞよろしくお願いいたします。


宇田川うらら 2018/06/13-19:06 No.[2075]----------------------------------------

窓花 様

瑛子さんのコメントをお待ちでしたでしょうが割り込みお許しください。

瑛子 様

今ほど川から戻ってきました。
朝のコメント大急ぎで出したので追加です。

宴から夜の部になって、演劇好きな酢豚さんにもつながり舞う夜の小雪がより綺麗に見えます。
あらためましてありがとうございました!



eiko yachimoto 2018/06/13-21:33 No.[2076]----------------------------------------

あら、私も今, 川から戻りました:-)

うららさん喜んでもらえて嬉しいです。

窓花さん、ちっとも遅くありません。つけ候補3つを拝受しました。

雑の句を挟まず、季節を変える、ここでいえば、冬から秋にする、これは季移りと呼ばれる職人技と教わりましたが、雪の世界はファンタジーめいています。。。(付けの月明かり
で見る小雪はきつねの子が黄金いろの小さな葉っぱを使って降らせているのかも)

この危険技を使うならば、月は秋3句のはじめとなり、そのあと雑の句を一つ置いて、すぐ花。よりオーソドックスには
冬の月を昇らせるのですが、そうすると、雑の句が3つ出てから花となる違いです。

追悼の気持ちが深まるのは秋ですね。ここは秋の月をいただきます。

  前句:  夜の部はけて小雪舞ふ街    うらら
治定句: 月あかり名もない坂を駆けのぼる  窓花

若々しく、自然な展開、窓花さんありがとうございます。


eiko yachimoto 2018/06/13-21:40 No.[2077]----------------------------------------

こま女様

こんばんは。ご無沙汰しております。追悼歌仙の
順番が回ってきました。月のあと、秋の短句をお願いします。

ご都合いかがでしょうか?

eiko


eiko yachimoto 2018/06/14-09:41 No.[2078]----------------------------------------

月あかり名もない坂を駆けのぼる  窓花

 落鮎を焼く囲炉裏の匂ひ
ただいまの声に揺れる干柿
ひらく枝折戸 ちちろ鳴く    こま女

ーーーー
今朝早く、こま女さまよりいただいた付けの候補です。

後ほど治定いたします。

中村美智子様、ありがとうございました。


eiko yachimoto 2018/06/14-11:05 No.[2079]----------------------------------------

見つかりました:

平27年5.月9日(土)    捌 海紅・瑛子

  「寂として」脇起こし半歌仙

寂として客の絶間のぼたん哉         蕪村
羅を着てひらく枝折戸              酢豚
補助輪のとれて歓声空に響き         つゆ草
遊動円木雨にびしよびしよ           無迅
虫喰の葉もあざやかに月明かり        松江

ーーーこれは神保町のなにわさんで顔を見合わせて巻いた
連句です。 こま女さんの付句に枝折戸とあって、これは
たしか酢豚さんが出してくださった言葉と気がついたのですが、探せて嬉しいです。顔を合わせてする連句だったせいか
印象が深かったのですね。ーーー

こま女さん、この句を77に整えて治定したく。

  ひらく枝折戸ちちろ虫鳴く



eiko yachimoto 2018/06/14-11:15 No.[2080]----------------------------------------

いろはさん、

ご無沙汰しております。
中村美智子さんと三人曙園で同じお部屋でしたね。五浦に
岡倉天心の足跡を訪ねた旅でした。

今、皆で酢豚さんの追悼の歌仙を巻いております。できましたらこま女さんの後に秋の長句をお願いしたいのですが、
ご連絡お待ち申し上げます。

eiko

 



こま女 2018/06/14-18:13 No.[2081]----------------------------------------

瑛子様
ありがとうございます。
この句を見つけた時は、嬉しかったです。

 窓花さん
坂を駆けのぼってお腹がすいたでしょう
ご飯は、「栗が多めの栗ご飯」です

 

 

 



窓花 2018/06/14-20:13 No.[2082]----------------------------------------

瑛子さま

おかえりなさいませ。ありがとうございます。授業以外での初連句、緊張しました。
素人ながらまたやりたい!と思っています。

うららさま
ご無沙汰しております。とんでもございません。

こま女さま

いただきまーす!



eiko yachimoto 2018/06/14-21:05 No.[2083]----------------------------------------

あ、そう、窓花さんはこま女さんの長男!
酢豚さんのあの句、印象鮮明でしたね。

こま女さん、坂をかけあがった若侍の入って行った先
が気になりますね。いろはさん、待っています。

窓花さん、俳諧の連歌の可能性の文学です。猿蓑集以来の
撰集をともに目指しましょう!



eiko yachimoto 2018/06/15-07:48 No.[2084]----------------------------------------

みなさま、おはようございます。突然ですがここは「臨機応変」の出番かと。
ーーーーーーーー

いろは様へ、

記念誌と抹茶色の選集をたよりました。次の貴句を秋の句にさせていただき、ちちろ虫の交響の中に置かせてください。

    ひらく枝折戸ちちろ虫鳴く    こま女
冬近し太宰治を買ひに行く      いろは

歌仙にはまだ名前が出ていませんでした。読書三昧を目指しておられた酢豚さんを偲日、この句をここに置かせていただければ
ありがたく存じます。

再会をたのしみに。

瑛子



eiko yachimoto 2018/06/15-07:59 No.[2085]----------------------------------------

村上智子さま

秋から春への橋渡し

雑の短句をお願いします。

おしゃれな遣句、さりげない路傍の石のような老練な句などなど、お待ち申し上げます。

eiko



智子 2018/06/15-08:48 No.[2086]----------------------------------------

瑛子さま

おはようございます。1日から毎日白山連句を覗いていました。昨日はなんだかドキドキして待っていました。
連句は初めてです。3つあげますが、雑の句になっているのかどうか(^^;;
修正をよろしくお願いします。

封開けぬまま棚のウイスキー
夜中に響く爪切りの音
グルグル捻じる赤いスカーフ

よろしくお願いいたします。

村上智子



eiko yachimoto 2018/06/15-14:33 No.[2087]----------------------------------------

皆様へ、

今いろはさんが連絡をくれました。酢豚さんのご逝去を知らなかったそうで、この形での突然の訃報となったのでした。こころが鎮まらないうちにもかかわらず、一直した
句での追悼歌仙への参加をよろこんでくださいました。深謝。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/15-14:51 No.[2088]----------------------------------------

智子さま、

ドキドキしてくれてありがとう!(連句という文芸があなたをしっかと捉えた気がします:-))

素晴らしい付け、三つ拝受。少し待ってください。

eiko



eiko yachimoto 2018/06/15-15:45 No.[2089]----------------------------------------

実は当初から気になっていたのですが、
月あかりの句と太宰治の句は互いに打越に位置しています。

芭蕉(多分)曰く、「歌仙は36歩なり。1歩も後へ帰るこころなし。行くに従ひて心の改むるは、ただ先へ行くこころなればなり』坂を駆け上った人と本を買いに行く人が同じ人に
読み取れるならば、枝折戸で後ろに戻ったことになってしまうのです。こういうとき、座であれば、打越(uchikoshi!)という叱声?が飛んできます。

窓花さん、遅ればせながら、月あかりの句を時代劇にしたいのです。奉行所のよる番に間に合うよう、芝居見物の後
かけのぼっているという読みも可能となり、太宰の本は
まだ世に出ていないので、違う人物へと進んだことに
なるという理屈です。

きっとわかってくださると思い、直させていただきました。

このようにチェックして行くと、テキストが引き締まってきます!


eiko yachimoto 2018/06/15-16:09 No.[2090]----------------------------------------

ただいま、滝ならぬ梅雨寒の風に吹かれてきました。

智子さんの付け、いずれもニュアンスのある世界を作ってくれますね! ここは太宰好きとお花見をつなぐお酒をいただきます。

一直治定句:棚にウイスキー封開けぬまま

スペリオル湖のある北国に住んでいた頃、ある客が
「友達と来ました」え、誰も見当たらない、友達とは
専用のバッグに入ったウイスキーの一瓶でした。

初挑戦ありがとうございました。

 

 

 



eiko yachimoto 2018/06/15-16:16 No.[2091]----------------------------------------

尾崎様

酢豚さんを偲びつつ、歌仙の旅を続け、最初の花の座に
なりました。

どうぞ存分にそしてゆっくり花の句を案じてみてください。

eiko



智子 2018/06/15-19:48 No.[2092]----------------------------------------

瑛子さま

御治定ありがとうございました。
ひとまず肩の荷を降ろしました(^^;;
これからも毎日追っ掛けて見ていきます。
楽しみにしています。

智子


eiko yachimoto 2018/06/16-07:55 No.[2093]----------------------------------------

智子さん、おはようございます。

上下を入れ替えさせてもらったのは

谺して山ほととぎすほしいまま

が無意識にあったのかな、などと、今頃、振り返っています。テキストとして、流れとして、単調にならず、次へと動きが出る言葉を目指しております。

こちらこそありがとうございました!


尾ア喜美子 2018/06/16-08:55 No.[2094]----------------------------------------

瑛子さま
パソコンの調子が悪く、ようやく開けました。
もしやと思いましたら、やはり。
少し時間を頂き、皆様のお喋りの時間としていただけますか。酢豚さんが今ここにいらっしゃらないことにまだ納得がいかず。追悼歌仙をご提案下さった瑛子さんに感謝しながらも句が浮かんでこないというのが、今の私のきもちです。


尾ア喜美子 2018/06/16-09:12 No.[2095]----------------------------------------

とは言え、やはり、気になりますので不出来ながら、穏やかで勉強家でいらした酢豚さんを偲びながら、3つお送り致します。宜しくお願い致します。
花吹雪句帳片手に東山
花揺れて我差し招く人ゐる
花影にあなたに似たる背中あり



eiko yachimoto 2018/06/16-11:06 No.[2096]----------------------------------------

尾崎様

 いろはさんには突然の知らせとなってしまい、寂しさのただ中におられます。
2月から4ヶ月経っても喪失感は変わらない... 皆様のお気持ちを花の3句に まっすぐ表現してくださり感謝します。

 どの句からも私にとって人生初めての句会で静かに座っておられた酢豚さんのたたずまいを感じます。誠に僭越ながら
次のように治定させてください。

 君のゐてわれ差し招く花の影

ありがとうございました。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/16-11:12 No.[2097]----------------------------------------

由美さん、お変わりありませんか?
あっという間に、裏の折端となりました。春の季語を入れて
ページめくりにふさわしい短句をいくつか
案じてくださいな。

eiko


尾ア喜美子 2018/06/16-11:57 No.[2098]----------------------------------------

ご治定ありがとうございました。
皆様の心を込めた句を味わいながら、酢豚さんを偲びたいと思います。


西野由美 2018/06/16-18:26 No.[2099]----------------------------------------

さきほど帰ってきました。
今晩考えますので、しばしお待ちくださいませ。


西野由美 2018/06/16-21:19 No.[2100]----------------------------------------

皆さんが安居さんの句を書いてくださるので、心がほどけて温かい涙を流しております。

*いい句のできて嬉し曲水

*競漕終へて渡すおにぎり

*そのうち行くよ天国の蝶


eiko yachimoto 2018/06/17-15:02 No.[2101]----------------------------------------

由美さんへ

少し考えるところがありせっかく案じていただいた中から選ぶことができません。。。(天国なる宗教概念をかるく使いたくない矜持、ここに競うという字を使いたくない思い、連句のことを連句に詠むことへの逡巡などなど。。。)

緑の撰集にある貴句から、次のように治定させてください:

 大樹さらりと歌う春風   由美



eiko yachimoto 2018/06/17-15:12 No.[2102]----------------------------------------

皆さまへ

菅原通済さんが春2句送ってくださいました:

候補1.みちのくへお座敷列車春の旅

  2.御開帳善男善女列なして

  春という字は春風で使ったばかりですので
2番目を選びました。ほんの少し
柔らかい印象にと、御をご、ひらがなにします。

  
通済さん、釈教の句をくださり深謝。

  eiko



eiko yachimoto 2018/06/17-15:46 No.[2103]----------------------------------------

谷美雪さま

歌仙は3ページ目に入りました(名残の表)
春3句でましたので、ここは季語なしの雑の短句を
お願いします。

み仏についての句 (どこのお寺のどの秘仏か?など)
善男についての句
善女でない人の句!
お寺がありそうな山岳地帯の景色の句
人ごみの正反対の無人島の景色の句も可能か?

いろいろ探ってくださいな。

eiko

 



西野由美 2018/06/17-17:23 No.[2104]----------------------------------------

ご治定有難うございます。

うららさんの句を発句に歌仙を巻いたことがありました。
その時の酢豚さんの句です。

力漲る土手のたんぽぽ(短句)
忍び泣くらんしづの苧環(短句)
ミッキーもドナルドもゐてあたたかし(長句)
茶を濃くいれて老の縁側(短句)

自在に句を作られる方でした。

月子さん、お待ちしておりますよ。



eiko yachimoto 2018/06/18-08:33 No.[2105]----------------------------------------

おはようございます。
美雪さんを待ちながら、由美さんの紹介してくれた、
うららさん発句の興行を
開いてみますと:

酢豚さんの元気な声がありました:

曰く”参加表明します!” ”先に行ってもいいでしょうか?”
などなど。

何十年も前、Kさんを連句と俳句に誘ったのは酢豚さんとお聞きします。長い人生の途中、連句文芸については様々に考えて中断なさることもあった.... けれど白山連句会が始まると、いの一番に参加なさったようにお見受けできるのです。

世の中には連句を あそび と見る方がおられるようです。私にとって連句は人間性の詩です。”微細な心理、感情の襞まで如実に表すことで、生の真実が滲み出てくる”と山本健吉が言うように、稀有な文芸です。

味噌汁の出汁は作るではなく、出る。難しいですが
ほんとうの連句を目指します。


谷 美雪 2018/06/18-16:16 No.[2106]----------------------------------------

瑛子様
留守をしていて 遅れてごめんなさい。
瑛子さん 助けてください! 私、連句会に参加も句を作ったことなくて 月子さんと同じ心境です。
でも 酢豚さんに思いを馳せて、コンなんでいいのか??? と 迷いと不安・


谷 美雪 2018/06/18-16:36 No.[2107]----------------------------------------

瑛子様

 ごめんなさい。コメント途中で送信されちゃいました。
よく分からないので、これでいいのかな ???

  
目尻り下げおり まん丸き顔

  壷坂寺の大涅槃像

  お里澤市投身の谷

 なんだかよく分かなくて、こんなのありかな??と
迷いながら送ります。よろしくお願いいたします。

コメントの途中で送信されたと思いますがすみません。
ドジな 美雪です。


eiko yachimoto 2018/06/18-16:48 No.[2108]----------------------------------------

美雪さま!

おかえりなさい。連句は会話の詩ですもの、何も
心配はありません、



eiko yachimoto 2018/06/18-18:51 No.[2109]----------------------------------------

あら、3句もいただいていたのですね。長々とコーチめいたことを書いてしまい、赤面しております。

どれも心惹かれます。想像を巡らす時間をくださいね。
今晩中に治定できると思います。

ありがとうございます。



eiko yachimoto 2018/06/18-22:08 No.[2110]----------------------------------------

一直治定句:

お里澤市復活の谷  

調べたところによると澤市の目が見えるようになって三百五十年目だそうです。

美雪さん、光る句をありがとうございました。


eiko yachimoto 2018/06/18-22:32 No.[2111]----------------------------------------

佐藤馨子様

ご無沙汰しております。

歌仙は折り返し点を過ぎ、暴れどころとなりました。
夫婦愛の句もよし、何か職業(たつき)もよし、清水、滝など夏の自然描写もよし、冬も可能だと思います。新年もありです。(昔は一斉に年をとるみんなの誕生日でした。)

乞う、健吟! 見ておられたら、ご一報ください。

eiko



佐藤馨子 2018/06/18-23:29 No.[2112]----------------------------------------

瑛子様

こちらこそご無沙汰しております!

酢豚さんとお会できたのは4回しかないのですが、酢豚さんの詠まれた句と、瑛子さんの有難いヒントから、私なりに酢豚さんを偲んで・・・ 

   夕闇に一番ぼたる飛び立てり

   繋ぐ手は武骨だけれど優しくて

   涼新た墨の香残る文届く

ちっとも暴れていなくてすみません!
大人しい?性格なもので。
2、3番目は、私の大好きな酢豚さんの句

   「武骨なる手に渡されし桜貝」

   「母へ文書きし硯を洗ひけり」

から連想しました。

酢豚さんが「枝折戸」の句を詠まれた<なにわ>での連句会が私の連句初体験でした。今にして思えば、かけがえのない時間でした。

どうぞよろしくお願いいたします!


谷 美雪 2018/06/19-00:24 No.[2113]----------------------------------------

瑛子様

 ありがとうございます。

 瑛子さんの丁寧なご指導のおかげで、なんとか皆様にご迷惑お掛けせずに・・・ほっと してます。
感謝・感謝・感謝で〜す!
ありがとうございました。   みゆき


eiko yachimoto 2018/06/19-07:05 No.[2114]----------------------------------------

谷さん、佐藤さん、おはようございます。

ブロック塀脇の狭い通学路に想像の及ばなかったことが
悲しいですね。言葉は記号と違い、柔らかい想像を誘うタネ、
寅彦は想像が共有できる度合いに合わせて、国道、県道、
そして、草に隠れた細道などと比喩を使って説明しています。

国道で通じていれば親句、え、どうつながるの?と最初はさっぱりつけ筋がわからない場合は疎句と呼ばれます。付けにある
このグラデーションがながれに波を生み、命を与えます。

この大切な局面、いい流れが出来てきました!

馨子さん、川から戻ったら、すぐ治定しますね。
ありがとうございました。

eiko



eiko yachimoto 2018/06/19-07:14 No.[2115]----------------------------------------

藤井少年には遠く及びませんが、『長考』しました:

美雪さんの復活を投身に戻し、一番ホタルの飛翔を
いただいて復活の暗喩とするか、「墨家馨子」をとるか?

智子さんの西行芭蕉の論文を勉強した日、「いりほが」という用語を習いました(ちょっと良さそうにする作意という意味らしい)ひらがな4字でどうしても、思い出せませんでした。たった今、村上さんに教えていただきました。)

ここはその傾向のない方を選びたい。。。



eiko yachimoto 2018/06/19-10:48 No.[2116]----------------------------------------

月岡糀さま

もう一句、夏の、今度は、短句をお願いします。

連句は正解のない変化の詩です。どうぞ気楽に
夏の出来事、景色、行事などなど案じてみてください。

eiko



智子 2018/06/19-11:47 No.[2117]----------------------------------------

瑛子さま

もしかしてそれは、
「いりほが」のことですか。

その後も毎日楽しく拝見しています。
引き続きお捌き頑張ってください。

智子


eiko yachimoto 2018/06/19-14:07 No.[2118]----------------------------------------

Dear 智子,

Yes, that Was the word I tried to remember!

With a deep bow,

eiko


eiko yachimoto 2018/06/19-15:37 No.[2119]----------------------------------------

皆様、すみません。

もともとの佐藤さんのつけ筋こそ絶唱であり、
いりほがは捌きの問題でありました。

治定句をかえます。

夕闇に一番ぼたる飛び立てり keiko

糀様、

この句につけてください。 手際悪く申し訳けありませんでした。

eiko


尾ア喜美子 2018/06/19-16:55 No.[2120]----------------------------------------

折角良い流れなのに、申訳ありません。やぼようです。
花の句、貴美子ではなく喜美子です。
すぐ連絡しなくて申訳ありません。



eiko yachimoto 2018/06/19-18:40 No.[2121]----------------------------------------

こちらこそ大変失礼いたしました!

間違えるなんて自分を責めます。


月岡糀 2018/06/19-22:12 No.[2122]----------------------------------------

瑛子様

ご無沙汰しております。
酢豚さんには一度だけお目にかかりました。
言葉を交わしたのは少なくとも、作品からお人柄が伝わります。
ひと呼吸の巻を読み返しながら、酢豚さんの詩の世界を感じています。
そして、こんな風に想いが繋がっている場所に、入れてもらえて嬉しく思います。

二番蛍の出番は、少しお時間くださいませ。



佐藤馨子 2018/06/19-22:20 No.[2123]----------------------------------------

瑛子様

こんばんは。
今日は一日、川へ行っていて、今、やっとパソコンを開けました。一番ぼたるが、瑛子さんをとっても悩ませてしまったようですみません!

ご治定ありがとうございました!



eiko yachimoto 2018/06/20-00:25 No.[2124]----------------------------------------

Dear Keiko,
このような悩みをなやめるなんて本当に贅沢なことです。
thanking you,
eiko

糀さん、ゆっくり案じてくださいね。



月岡糀 2018/06/20-15:20 No.[2125]----------------------------------------

瑛子様

今日は仕事をはしょって思い巡らしていました。メール送信ミスが1件。自分で可笑しくなりました。

一番ぼたるの句は色んな想像ができて良い句ですね。私はひねる言葉の少なさに情けないですが、
ひとまず送ってみます。
手直ししていただけると助かります。

1 星の林に着きますように
2 児らの瞳に灯るゆらめき
3 見せ場ありけり水辺に囲む
(酢豚さんの夏の句:あぢさいの見せ場ありけり神社裏➡スマホからの投稿で い の字の変換ができませんでした)
どうぞ宜しくお願い致します。糀



eiko yachimoto 2018/06/20-17:24 No.[2126]----------------------------------------

いつもと違った時間をたのしんでくださったのなら
嬉しいです。糀ワールドを感じさせてくださる
候補群を味わわせていただきました。

子供たちを登場させたいですね!

夏の季語を入れたいので次のように一直させてください。

こどもばかりの夕涼み会

thanking you indeed, eiko



eiko yachimoto 2018/06/20-17:30 No.[2127]----------------------------------------

皆さまへ

次はひぐらしさんにお願いできればと思っています。

詳しくは川から帰りましたらお話しします。

 eiko


西野由美 2018/06/20-20:42 No.[2128]----------------------------------------

少し戻って申し訳ないですが、読んでいくと18句目の私の句がなんだかぼわんとした感じなので、

*ポッキーくれた遠足日和

*好きな先生遠足日和

*おもろいセンセ遠足日和

あたりにさせていただいてはだめでしょうか。
ご開帳の句にも無理なくつながると思います。

大樹の句が場、ウイスキーの句が場で、打越になっています。
(さらに二句前、四句前も場の句なので、ここは場の句でない方がいいと存じます。)
よろしく御一考お願いいたします。



eiko yachimoto 2018/06/20-23:57 No.[2129]----------------------------------------

Dear Yumi,

連句が単調にならないための工夫として
一人称の句、三人称の句、場所の句を上手に配合する
というアプローチ、技があるのだと思います。

それに縛られるためではありません。私たちは詩を編んでいるのですから、技術より大切なのは韻律であり、情趣であり、
永遠です。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/21-00:20 No.[2130]----------------------------------------

ひぐらし様

雨が強くなってきました。梅雨明け前なのでしょうか?

歌仙はそろそろ、序破急の急に差し掛かります。私はここから
挙句までの運びを大切に思っています。

夏2句のあとですので、季語なし、雑の長句をお願いします。
これまでにまだ出ていない景物や、歴史や小説からの句、奔放に自在に!選んでください。酢豚さんと一緒に楽しみに
待ちます。

eiko

ps.季節のある句群と雑の句群が交互に現れ、ストライプに
なって進んで行くのも、連句の活力の元です。私の場合ですが、人中にいる生活から自然に帰り、エネルギーを得て、また町の生活に戻るような往還と捉えています。


eiko yachimoto 2018/06/21-17:54 No.[2131]----------------------------------------

ひぐらしさんはまだ、気がつかれていない様子です。
きっともう直ぐ気付いて下さると思います。

待っている間に、zatsudan を。。。

連句は映画に似ていると寅彦は言っています。句が重層的に
世界を作ってゆくさまはコラージュ的とも言えると思います。
小津安二郎は戦争中、撮影ができない時はスタッフの人たちと
連句をしていたそうです。

糀さんに納得していただけたかどうか、わからないのですが、
子供達の夕涼み会では一番蛍が飛び立った時の
ざわめきはすごかったと思います。瞳に映っている光、子供達
のsense of wonder --わあ、すごい、光ってる!--という
喜びの熱い思いが波のように私には伝わってきました。

一番蛍の句を前句であるお里澤市の句と一緒に読むときと
付句の子供達を通して読むときとでは、情趣が一変しているところが『連句的』。

由美さん、連句は次の句が治定されてしまいますと、
変えることはかなりむづかしいのです。子供の夕涼みが
読者の心に届くためには、ここまでにまだ子供が登場していないという条件も大いに関係するからです。

それではまた。

 

 



西野由美 2018/06/22-04:51 No.[2132]----------------------------------------

なるほど。分かりました。
お捌き様にお任せいたします。


eiko yachimoto 2018/06/22-11:29 No.[2133]----------------------------------------

ひぐらしさん、お忙しいところ、ご連絡ありがとうございました。

みなさまへ、

今、旅の宿とのことですので、ここは順番を変えます。

 



eiko yachimoto 2018/06/22-11:45 No.[2134]----------------------------------------

ひぐらし様

ご連絡ありがとうございました。ここは順番を変えます。

みなさまへ

氏は旅の宿におられます。糀さんの後の順番を次のように
させてください;

月子・相沢・山茶花・ひぐらし

こうすると、ちょうどよく、ひぐらしさんがパソコン環境に
戻ってこられるでしょう。

月子様、

もしよければ緑の撰集から、次のように一直治定します:

  こどもたちだけの夕涼み会 (糀)
いさかひは虫のいたずら眼鏡割れ (月子)

が、書き下ろしの付けをしばしお待ち申し上げます。

eiko

ps。連句は時にお料理に似ています。火にかけっぱなしにして
いると、煮詰まってしまう。。。ある意味パフォーマンス
アートなのですね。



月子 2018/06/22-13:18 No.[2135]----------------------------------------

瑛子さま

おばあさんなのに山へ芝刈りに行っていました。

月がくるかとちょっと楽しみにしていました。が

季語なし雑の長句ですね。

付けていただいたのはちょっとね。
少し考えさせてください。3時までにはで、いいですか?



月子 2018/06/22-13:45 No.[2136]----------------------------------------

お鍋が焦げてもなんですからとりあえず。

 近江路に残る旧家の出自にて

約束は果たせず過ぎて湯呑買う

 ひこにやんの登城時刻を教えます

 約束の舟を琵琶湖に浮かべけり  ほたるにさわる?


月岡糀 2018/06/22-15:39 No.[2137]----------------------------------------

瑛子さま

詳しい解説ありがとうございました。よく、わかりました。
私も蛍の飛び立つときの、子供たちの映像が浮かんできました。夕涼会は軽やかで素敵です。

お里澤一のあとの蛍に、酢豚さんの夏の句から薪能を使わせてもらおうかと思ったのですが、これは後ろに戻ることになると思いました。

解説していただいた前句と付句との組み合わせで情趣が変化することが、よくわかりました。
これから、どんな映像がでてくるか楽しみにしております。



eiko yachimoto 2018/06/22-16:21 No.[2138]----------------------------------------

月子さま、

取っ組みあって、眼鏡が壊れるくらいの方が
仲良くなれるものですが。。。

さて4句も案じてくださり感謝!

前句の夕涼みは、月子さんの付けと繋がる時、在りし日を述懐する句にーー

琵琶湖は確かに蛍の句と水辺の打越ですが、それは叶わなかった約束だということと、地名をはっきり出していることで歌仙の流れは後ろに戻ってはいないとします。ですが、文体的に たてり と べけり が 近すぎて、障りますね。

次のように一直治定します:

 約束の琵琶湖周航はたせずに  月子

eiko

ps.残念ですが、ひこにゃんは名前、、、すでに3人でました。近江路の句はどこか第三の品格と同想(同じバスケットの連想とか説明されます)に思えました。


eiko yachimoto 2018/06/22-16:40 No.[2139]----------------------------------------

糀さま、丁寧な書き込みをありがとうございます!

相沢様

きっと、時々は!歌仙の進行を気にかけてくださっていると
思います。

この面(名残の表)ではもう一度恋2、3句とホタルから十分離れたところ=折端の手前で月を出します。というわけで
恋の呼び出し的な句か、スポーツ・自転車などの句か、社会派の句か、
自在につけてくださると嬉しいです。

eiko



月子 2018/06/22-17:51 No.[2140]----------------------------------------

お捌き様

ありがとうございました。

フォーラムにちょっと本音を書いて、抜けたいなんて言いましたが
連衆皆様の「お・と・な・度」に蹴倒されました。

瑛子さまご心配をおかけしました。
松江さま、美雪さまありがとうございました。  月子


eiko yachimoto 2018/06/22-18:55 No.[2141]----------------------------------------

月子さん、皆様、おやすみなさい。



月子 2018/06/23-10:36 No.[2142]----------------------------------------

瑛子さん、おはようございます。
いい週明けになるといいですね。


eiko yachimoto 2018/06/24-16:08 No.[2143]----------------------------------------

月子さん、週明けにはまだ半日ありますが、相沢さんと連絡が
つきません。。。。

みなさまへ、
緑の撰集253頁に五浦一泊旅行の時の相沢さんの句があります。月曜日の朝までに連絡のつかない場合は次のように短句にし、治定させていただこうかと...:

約束の琵琶湖周航はたせずに    月子

   津波おもひし新防波堤   (泰司) 

祈りのうちに、
eiko



eiko yachimoto 2018/06/25-08:18 No.[2144]----------------------------------------

おはようございます。快晴です。

臨機応変、先に進みます。

治定句:路地を迷って訪ねきし句碑     (泰司)

(津波ですと、水辺が続く(輪廻にはまるなどとして嫌われます)ため断念、上にかかげた短句は氏の冬の寺の句と
桜の花びらを追って路地に迷った句から、得たものです)

ここからの順番(敬称略にて失礼いたします):

sazanka
higurashi
takami
fumiko
natsumi
shinobuko

山茶花さま

この句に長句を付けてくださいな。ここで冬一句あっても
良いし、季語なし、恋の呼び出しも可能かと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

eiko



山茶花 2018/06/25-10:53 No.[2145]----------------------------------------

春雷のそれはそれとし酒飲みに 酢豚 p29

良き出会い良き酒のあり木の芽和へ 酢豚 p44

時雨忌や酒酌み交わしゐて孤独 酢豚 p287

参考にさせていただき

梅雨寒や酒酌み交わしゐて孤独

如何でしょうか季語なしという事でしたが。。。
瑛子さまお世話になります 山茶花


eiko yachimoto 2018/06/25-11:57 No.[2146]----------------------------------------

山茶花さま、早速ありがとうございます! 下のように少し
直して孤独の句をいただきます。

みなさまへ

連句は虚構の世界をともに作り出す文芸です。もっともそう言われてピンとくる初心者は一人もいないでしょう。茫洋とした文芸をシャキツとさせるのが型です。先生は俳句の型を
いつも教えてくださいます。連句にも型、デザインがあります。

一巻の中に春夏秋冬を入れること、花と月、そして恋を
大切にすること、私たちが生まれてきたこの世の全て:人の世も自然界も異界も!心の中も!宇宙曼荼羅のように、前へ、前へと編んで行くなどです。

ここは月の出まであと4句残す地点です。月は「こぼす」とか
「引き上げる」といって、ピタッと決まっている場所は
ないのですが、今回はそうデザインします。

春はこの折のはじめに出ています(菅原さんの句)ので

ここは冬にしましょう。まだ出ていなかった空飛ぶ鳥の
代表としてカラスです。心の中も出ました。酢豚さんの句に近いので酢豚・山茶花とさせてください。

###

一直治定 句: 寒鴉酒酌み交わしゐて孤独 酢豚・山茶花



eiko yachimoto 2018/06/25-12:17 No.[2147]----------------------------------------

荻原貴美様

お待たせいたしました。
もう一句冬が来ても大丈夫ですが、恋の呼び出しの
さりげないイメージを季語なしで詠んでくださっても
嬉しいです。

健吟!大いにたのしんでください。



山茶花 2018/06/25-13:42 No.[2148]----------------------------------------

瑛子 さま

6月24日高岩寺の縁日でした。いつも買うものを切らしているので、でも連句が気にかかり、いま鉢巻を渡せたので でも猛暑慌てる事もないので。

連句を勉強してそれなりの結果を出したかったのですが難しい、酢豚さまごめんなさい
山茶花


荻原貴美 2018/06/25-15:33 No.[2149]----------------------------------------

瑛子様

 この歌仙が始まった時から1日に1回は必ず見て勉強し ています。
酢豚さんの追悼歌仙なのに、楽しんだり、驚いたり、 そして、思わず涙ぐんだりしています。

 神保町のなにわの句会が私の初めての参加でした。
その時の酢豚さんの脇「羅を着てひらく枝折戸」
はとても印象深いものでした。
今回はその時から2回目なのに、参加させていただけ る事に感謝です。

 出来るのか心配でドキドキしています。
少し時間を頂きたく思います。

貴美 (おぎはらたかみ)



eiko yachimoto 2018/06/25-18:23 No.[2150]----------------------------------------

小出さま

撰集のページを何度も繰ってここにビッタリの句を選んでくださったことに感謝しております。

芭蕉会議の帰りはいつも品川で京急線に乗り換えます。酢豚さんがお勤め時代、長く住んでおられたのは私が育った地の隣町でした。その後酢豚さんはもっとずっと便利な街に引っ越されたとのことでしたが、いつも昔話をしたいなあと思っていました。

追悼歌仙に参加してくださって嬉しいです。

eiko


荻原貴美 2018/06/25-18:26 No.[2151]----------------------------------------

瑛子様

 酢豚さんを偲んで詠んでみました。
数回しか言葉を交わしていませんが、酢豚さんは
沢山の素敵な句を作っておいででした。

  寒鴉酒酌み交わしゐて孤独 酢豚・山茶花

  ・色取りどりのマフラーをして
・連なりて居る仮初めの宿
・目蓋にのこる君の声色
・テーブル越しの恋の横顔
・動き始める恋の歯車

 酢豚さんの句の中にマフラーを詠んだものが
確かあったと思います。
次の句も好きな句の中の一つです。

  連なって一日歩く八重桜  酢豚

これで役に立つでしょうか。
よろしくお願いします。  
貴美

 


eiko yachimoto 2018/06/25-18:28 No.[2152]----------------------------------------

荻原さま

いつも見てくださっていらしたのですね。

どうぞゆっくり案じてください。緊張しないでくださいネ

俳諧にはリラックスという最高の姿勢があります。

eiko


eiko yachimoto 2018/06/25-23:43 No.[2153]----------------------------------------

荻原さま、遅くなりました!

寒鴉のような真っ黒インバネス・マントの男たちがマフラーを
巻いて出て行くシーンにとても惹かれます。

恋の横顔、恋の歯車両方ともいいですね、ただ、恋という字は
すでに使ったので、まぶたに残ると仮そめの宿が前句につくか、恋の呼び出しになるか思案しました。

より自然なつけはマフラー句であると判断、次のように
治定いたしたく。

色とりどりのマフラー映えて   貴美

ありがとうございました。ここから恋!

平塚ふみ子さまへ

できれば恋の句をお願いします!季語はなし、ふみ子さんの次は、秋の季語のある月前の句、それに続いて歌仙三月の最後の月が昇ります。 明日か明後日までに候補をいただけると嬉しいです。質問いくつでも遠慮なさらずお寄せください。

おやすみなさい。

eiko

 



荻原貴美 2018/06/26-10:58 No.[2154]----------------------------------------

瑛子様

 ご治定有難うございました。
真黒いインバネスにまでイメージを広げて下さいま
した。さすがです!
孤独な気分の時、マフラーをしているとちょっとだけ
温かい・。
何とか関所を通過しました。先の旅を楽しみます。

                   貴美

 


荻原貴美 2018/06/26-11:11 No.[2155]----------------------------------------

瑛子様

 先程の末尾に余分な字が入り込んでしまいましたので
訂正致しました。失礼しました。 
貴美


eiko yachimoto 2018/06/26-11:14 No.[2156]----------------------------------------


Dearest Takami,

本当にごめんなさい!

実はこのところ、相当気をつけて
Ogiと入力していました。それでも萩が出てくるとは
夢にも知らず。

今、出てきた文字をメガネをかけて
確認して、驚きました。入力後、しっかり漢字を選ばないといけなかったのでした.....

本当に失礼いたしました。

eiko


荻原貴美 2018/06/26-11:19 No.[2157]----------------------------------------

eiko様

 ご心配お掛けしました。
早速訂正してくださり、有難うございます。
貴美


平塚ふみ子 2018/06/26-13:58 No.[2158]----------------------------------------

瑛子様

こんにちは。
昨夜から一生懸命考えているのですが、前句との付き具合がよくわかりません。
取りあえず作ったものをお送りいたします。

  見つめ合い踊るタンゴの息熱く

  肩を寄せ異国の島へ逃避行

  ユーモアは英国仕込みマイダーリン

また、安居さんの句に

   火の揺れは心の揺らぎ薪能

という素敵な句があります。皆様のマネをして、一句作ってみました。

一言に心揺らぎてときめきて

前句の重厚さに対し、余りにも軽薄ですみません。

ご治定宜しくお願いいたします。



eiko yachimoto 2018/06/26-17:57 No.[2159]----------------------------------------

ふみ子さま

連句に命を注いだ芭蕉が最後に到達したのは
かるみです。タンゴを頂きます。

荻原さま、ダンスに合わせて、前句をほんの少し変えます。

色とりどりのマフラーを巻く   貴美

見つめ合い踊るタンゴの息熱く  ふみ子

さあ、ここから故人を偲ぶのにふさわしい秋に入ります。

ご参加、ありがとうございました!

eiko


eiko yachimoto 2018/06/26-18:17 No.[2160]----------------------------------------

ひぐらしさんは金曜日に帰って見えます。まだ二日以上ありますね...

しのぶこさん、奈津美さん、丹野さん、もし見ていらしたら連絡ください。臨機応変、タンゴ句のあとを見ておられる方どなたかが、順番より先に付けてくださるかしら?

 

 



eiko yachimoto 2018/06/27-09:24 No.[2161]----------------------------------------

おはようございます。

割り込み治定句:アルゼンチンは決勝Tへ eiko

無意識の予言的中、連句は生き物だとつくづく感じます。
息熱く、メッシュはチームメートに駆け寄り、喜びを爆発させました。

ここは[急]---------------------------------------- の運びでもあり、拙句を採用!先に進みます。

この後の順番は:

 名残の裏6句
eiko (割り込みました!) 雑
arai natsumi (autumn moon) 月
shinobuko (autumn) 秋

  ***
chichiro (autumn) 秋
kubo yuki (no season)
kajiwara mami (no season)
yamazaki yuki (spring) 春
tanno/sensei (spring) 春(匂いの花)
higurashi/sensei (spring) 春


eiko yachimoto 2018/06/27-09:47 No.[2162]----------------------------------------

荒井奈津美さま

お待たせしました。秋の月をお願いします。

最後の月です。絵本の中の月? 十三夜? 有明月? 月白?
狭霧月などなど。

梨花さんの地下鉄から見えた月、窓花さんの、坂を照らす月
とは、また別の月を!

色々余計なことを言ってごめんなさい。

健吟、please!

eiko

 

 

 



平塚ふみ子 2018/06/27-20:30 No.[2163]----------------------------------------

瑛子さま

ご治定、ありがとうございました。
そして、絶妙なタイミングでの付け、凄いです。
これからの展開も楽しみにしています。


eiko yachimoto 2018/06/28-06:42 No.[2164]----------------------------------------

おはようございます。

奈津美さんから月の句が届きました、ちょうど今夜は満月!

波さらう砂のぬくみと月の影

砂の質感が前句と響き、アルゼンチンからインドネシアの海まで、目に浮かびます。

ぬくみがやや
秋の季感とそぐわないかもしれないので、次の
ように一直治定させていただきます:

波さらう砂の玲瓏月の影   奈津美

ありがとうございました!



eiko yachimoto 2018/06/28-06:50 No.[2165]----------------------------------------

大石しのぶこさまへ

名残の表の最後になりました。
短句をお願いいたします。

これまで使われていない秋の季語を入れてくださいな。

質問、疑問などなど、どうぞご遠慮なくお寄せください!

 eiko



しのぶこ 2018/06/28-18:07 No.[2166]----------------------------------------

eikoさま

無迅さんからメッセージいただきましたが…
今週末発表のスクーリング資料2つの作成と宿題に追いかけられています。
解放されるのは来週月曜日です。



しのぶこ 2018/06/28-18:18 No.[2167]----------------------------------------

eikoさま

野ぶどう見つけ瞳かがやく

去年初めて見つけて、嬉しくて何度も見に行きました。
これではだめでしょうか?
eikoさん、三枚おろしでお願いします。



eiko yachimoto 2018/06/28-19:16 No.[2168]----------------------------------------

しのぶこ様

お忙しいところ付句を案じてくださりありがとうございます。
私も野葡萄をいただきたいところです!

けれど月の輝きと瞳の輝きが並び立ちません。。。

10年記念誌から

急ぎ夜学へ金平糖ふたつ

をいただきたく。情趣が醸し出されます。

thanking you in advance,
eiko



eiko yachimoto 2018/06/28-19:18 No.[2169]----------------------------------------

千葉ちちろ様

いよいよ最後の折です。秋の長句をお願いいたします。

瑛子拝


しのぶこ 2018/06/28-19:26 No.[2170]----------------------------------------

eikoさま

心癒され、と変えてみたら酢豚さんのお散歩コースになりそうと思いましたが…
野ぶどうは食べられないと思います。見ているだけで美味しいです。
今日は市内の図書館へ行ってました。気がつかなくて申し訳ありませんでしたm(__)m
今、ご飯が炊けました。


eiko yachimoto 2018/06/29-07:55 No.[2171]----------------------------------------

しのぶこさん、夜学という言葉はここに
ぴったりですので、感謝しています!

ちちろさんへ:

歌仙満尾が近づいています。きっとお忙しくしておられるのでしょう、ご発声が届きません。。。。

先を急がせていただきたく:

名残の表折立: 新蕎麦香みな在りし日の神保町  宏

 
これは丹野さんの句をご本人にお断りもせず、
谷地元がたった今、選ばせていただいたものです。

丹野さん、ありがとうございます。追悼の誠を表せる歌仙を巻ける確信を得ました。

瑛子


eiko yachimoto 2018/06/29-08:04 No.[2172]----------------------------------------

ps。原句を一文字直しましたのは、連句の切れは
句と句の間であり、発句以外には切れ字を使わないためです。



eiko yachimoto 2018/06/29-08:18 No.[2173]----------------------------------------

みなさまへ

熱心な方々のお励ましと海紅先生のご助言、すなわち、「臨機応変」なしに
ここまで来れませんでした。

いよいよ残り5句。名残裏の2句めは出勝ちにしてみます。

神保町句の次です。

久保由希さん、梶原真美さん、山崎右稀さんのお3人を指名させていただきます。最初に届くご発声を大切に選びます。水無月中の満尾を目指しております:-))

雑の短句です。どうぞ自在に!

ご投句お待ち申し上げます。

eiko



梶原 真美 2018/06/29-09:07 No.[2174]----------------------------------------

おはようございます。
取り急ぎ思いついた付句を投稿させていただきます。
打越などに障っていたら申し訳ありませんが、修正のほどよろしくお願いいたします。

どこを指差す青年の像
壁画の中に潜む妖精


eiko yachimoto 2018/06/29-10:51 No.[2175]----------------------------------------

いただきます:

どこを指差す青年の像  真美

ーーー
神保町に青年の像があったか覚えていませんが、
あの地には清国からも日本の各地からも
たくさんの若者(女子学生たちも!)が来ていました。

そして芭蕉会議の神保町句会も思い出深く、
酢豚さんのその時の句も多くの方の支持を得ました。

マミさん、ありがとう!!!!!



eiko yachimoto 2018/06/29-11:04 No.[2176]----------------------------------------

みなさまへ、

どうしてこんなに急ぐの?と思われてしまったでしょうか。

連句はちょっと音楽に似て、
時の流れの中で息づくので

序破急の急はテンポよくおさめたいと思っております。

ーーー

次句は、最後の雑の長句、歌仙はこの後、
春3句続きます、ですのでここが、貴重な季語なしの句となります。

右稀さん、由希さん、ひぐらしさん(もし、出張から帰られていたら)、どうぞ
自在に案じ、投稿願います。

thanking you,
eiko


梶原 真美 2018/06/29-12:44 No.[2177]----------------------------------------

瑛子さま

さっそく採っていただきありがとうございます。
満尾を楽しみにしてます!!


eiko yachimoto 2018/06/29-18:13 No.[2178]----------------------------------------

真美さん、打てば響く対応ありがとう!!!!!

ちちろさんも、そしてひぐらしさん、山崎右稀さん、
久保由希さん、

このページを見ておられますか?もしかしたら、
このページへの入り方が不慣れな方がおられるのでは
ないかと心配しています。

是非、最後の雑の句を
投稿してください。投稿がどなたからも20時までに
なかった場合は次のように進めたいと思っております:

 新蕎麦香みな在りし日の神保町        丹野宏

  どこを指差す青年の像           真美

  廃鉱の山守るらし煙立つ          千葉ちちろ

ーーー

どなたかが書き下ろしの575を送ってくださいますように。

 瑛子より。

 

 



eiko yachimoto 2018/06/29-20:21 No.[2179]----------------------------------------

ここは、生活リズムのタイミングが合わず。。。 
ウェブでする連句の限界かもしれませんね。。。

先に進みます。

治定句: 廃鉱の山守るらし煙立つ   ちちろ

ちちろさん、追悼連句への参加表明、嬉しかったです。

瑛子より。

 

 



eiko yachimoto 2018/06/29-20:38 No.[2180]----------------------------------------

独吟めくのを避けたいので、この最後の3句を

次のように進めることにいたします。

花前の短句:二人のゆきさんから出していただき
一つを選ぶ出勝ち方式

花:    海紅先生

挙句:   ひぐらしさん

 私の仕事はほぼ終わりました。最後をどうぞよろしくお願いいたします。

 瑛子



eiko yachimoto 2018/06/30-06:50 No.[2181]----------------------------------------

おはようございます。

先ほどちちろさんがメールをくださり、追悼歌仙に
参加できたことを喜んでおられます。ホッとしました。

山崎右稀さん、久保由希さんへ

歌仙最後の匂いの花を海紅先生にお願いするまであと一歩です。

花前の短句を待っております。お好きな春の季語を選んで77を気軽に作ってくださいな。

瑛子


eiko yachimoto 2018/06/30-12:31 No.[2182]----------------------------------------

相沢さんから嬉しい連絡がありました。

相沢さん、いつものメールアドレスでない方から
自分で連絡しておきながら、そちらをまめにチェックしないでいて、失礼いたしました。

お名前のカッコを取ります。 Yay!


eiko yachimoto 2018/06/30-12:42 No.[2183]----------------------------------------


海紅先生へ

大変お待たせしております。花前を治定し直します。 そのあと、匂いの花をお願いいたします。

水無月中の満尾ができそうです。

瑛子より。



山崎右稀 2018/06/30-13:19 No.[2184]----------------------------------------

瑛子さま 皆様

 連句はじめてで、分からず作ってみました。

 

 思い出つめて卒業する

 春見送りが見送られている

 アルバムにみな笑顔春の日

 お直しよろしくお願いします。

   ゆき



山崎右稀 2018/06/30-13:24 No.[2185]----------------------------------------

瑛子さま 皆様

 やっと送信したところで、次に移っていたようです。残念。失礼しました。しばらく夫の実家に行っていて連句を見ていなかったものでごめんなさい。

 また次回の時にお願いします。



eiko yachimoto 2018/06/30-14:40 No.[2186]----------------------------------------

山崎さん、まだまにあいます!

次句が治定される前ですから大丈夫!!!!

まず、治定としていた句を取り消しますね。


eiko yachimoto 2018/06/30-14:58 No.[2187]----------------------------------------

卒業の朝送り送られ    右稀

*春という漢字はすでに使っているのでこうしました。

___
ps
確か、卒業式は着付けなどがあり見送ったり見送られたりするものだった記憶あり。


eiko yachimoto 2018/06/30-15:07 No.[2188]----------------------------------------

海紅先生

改めて治定した花前は

卒業の朝送り送られ

春という季節に送られるという原句の方が詩になりますが、連句ですと花前に置いては季節が逆に流れてしまう....

”不本意”ながら上記のように直させていただきましたが、山崎さんの句をいただいての句になったことを喜んでおります。

花の句をお願いいたします。

瑛子

 



山崎右稀 2018/06/30-20:57 No.[2189]----------------------------------------

瑛子さま

 間に合わせて頂き、ありがとうございました。お陰で私も一座に加わることができて嬉しいです。

 花前に置いては季節が逆に流れてしまう…
俳句と連句の違いがあるのですね。勉強していきます。


eiko yachimoto 2018/06/30-23:35 No.[2190]----------------------------------------

山崎さん、

入学式より、卒業式の方が
その意味でもよかったと思っています。春が続くときは
初春、仲春、晩春と季節の通りに進みます。ただし、
雑の句が入れば、急に冬になっても秋でもいいのです。また三春の季語ならば、初、仲、晩のいつの春にも使えます。このくらいにします。ご参加ありがとう!

あとは先生の花を静かに待ちましょう。

月を見ましたか、今夜も綺麗です。

 eiko


eiko yachimoto 2018/07/01-06:02 No.[2191]----------------------------------------

一晩寝ました。久保由希さんから連絡をいただき、
この追悼にお名前がないのはさみしいという思いです。

先生の花が出る前でしたので、再度、一直させてください。

姉妹揃って卒業の朝   右稀・由希

山崎さん、由希さん、ありがとうございました。


研究室の海紅 2018/07/01-13:15 No.[2192]----------------------------------------

いまスクーリングで大学におります。花は今夜か明朝にお届けします。


eiko yachimoto 2018/07/01-17:01 No.[2193]----------------------------------------

海紅先生

ご連絡ありがとうございます。

***
カンナ咲く梅雨明け待ちし我のごと
eiko



山崎右稀 2018/07/01-21:15 No.[2194]----------------------------------------

瑛子さん

 久保さんと同じ名前も不思議な縁です。瑛子さん
お気遣いありがとうございます。

 姉妹揃って入園や卒業を経験された方はたまにはいらしゃるでしょう。私もそうです。姉妹で一緒に入園と卒業をしました。なのでこの句は私にぴったりと勝手に思った次第です。自分で作れなかったのが残念です。


山房の海紅 2018/07/01-22:44 No.[2195]----------------------------------------

お捌き様。以下のような3案をお届けします。よろしく御検討ください。

1)カリフォルニア・ジャパンタウンの花の宴
マダ、ハッキリトシタ外国ガ出テイナイヨウナノデ。
2)はらからの杖に白髪に花吹雪
老いガ出テイナイヨウナノデ。
3)お忍びといふには長き花の列
貴顕ノ花見遊山ノサマヲ読ンデミマシタ。



eiko yachimoto 2018/07/02-00:04 No.[2196]----------------------------------------

先生、花の三句拝受致しました。

花の宴にも、花吹雪にも惹かれます。けれど
夢幻のようにも思われる3番目を選ばせていただきました。

 お忍びといふには長き花の列

そしてひぐらしさんから届いた便り、

 イーハトーブにやはらかき雨

を春にするため、僭越ながら一直します。

 イーハトーブに穀雨来にけり   ひぐらし

海紅先生、ひぐらしさん、ありがとうございます。

瑛子


eiko yachimoto 2018/07/02-00:17 No.[2197]----------------------------------------

皆さま

六月をともに過ごせたことを感謝申し上げます。
安居さま追悼歌仙を巻き終えることができました。

しばし余韻に浸り、それから、
誤字脱字、文法の誤りなど、み直しをします。

先生、無迅さん、最後までお世話をかけました。

心より御礼申し上げます。

谷地元瑛子拝

 



つゆ草 2018/07/02-10:53 No.[2198]----------------------------------------

瑛子様

安居さん追悼歌仙満日おめでとう御座います。そして有難う御座いました。さすが、お見事な御裁きに、またまた瑛子様を尊敬するばかりです。6月内に終了かと少しハラハラしながら拝読していましたが、無事終わりお疲れになられたのではないかと心配しています。安居さんもきっと喜んでおられることでしょう。安居さんの名句も沢山偲ぶことが出来、皆様も参加出来、素晴らしい企画だったとしみじみ感じ入っております。  つゆ草



梶原 真美 2018/07/02-12:42 No.[2199]----------------------------------------

満尾おめでとうございます。
一人ひとりの想いがつながり、歌仙になったことに感動しております。連衆に入れていただきありがとうございました。
瑛子さま、お捌きお疲れさまでした。


伊藤無迅 2018/07/03-15:29 No.[2200]----------------------------------------

瑛子様
満尾おめでとうございます。
安居さんも目を細めて皆さまの付け句を喜ばれたと思います。瑛子さんの優しい捌きで、付ける妙味を体感された方も多いと思います。「発句だけでは俳諧の良さが判らない」とは虎彦や国男の言葉ですが、その通りの進行でした。ご苦労様でした。


荻原貴美 2018/07/03-17:14 No.[2201]----------------------------------------

瑛子様

 満尾おめでとうございます。
酢豚さんはきっと、桂の木からにっこりと
されていらっしゃいます。。

 6月の初めからこの追悼歌仙を通して、少しずつ
連句の勉強が出来て、連衆にも参加させて
いただきました。
分かり易い解説と、お捌きに感謝申し上げます。
有難うございました。
そして連句の楽しさをすこし実感できたように
思いました。

 また明日へと新しい時間が始まるのですね。

 本当にお疲れ様でした。 
貴美


松江 2018/07/03-18:50 No.[2202]----------------------------------------

瑛子 様
追悼歌仙一呼吸の巻 満尾おめでとうございます
渾身の愛に満ちたお捌きに ふしぎなひと月を過ごさせていただきました

 「初めての連句会」で 安居様は言葉にたいそう深い
思いを持たれる方とお見受けしました。
どんなにかこの巻をいとおしまれることでしょう

  有難うございました

 

  




eiko yachimoto 2018/07/03-19:07 No.[2203]----------------------------------------

つゆ草さん、真美さん、無迅さん、貴美さん、
ひぐらしさん、そして月子さん満尾を見届けて
ご挨拶くださり嬉しかったです。

英語で巻く時はここからkanso が始まります。
誰かわかりませんが感想と言う日本語を広めてくれた人がいたのですね。

私は今『来にけり』が気になっていて、辞書を調べますと春は来にけりというフレーズがあることから
文法的には大丈夫そうです。農業コンサルタントでも
あった賢治は、飢饉の続くイーハトーブに慈雨のくるのを待っていた、ああ、雨がシトシト、ついに降ってくれたなあと言う詠歎の挙句としたのですが。。。

諸氏諸兄のご感想、ご教示を待ちます。先生はものすごくお忙しそう!


西野由美 2018/07/03-21:19 No.[2204]----------------------------------------

完了・助動詞「ぬ」の連用形+「けり」で「来にけり」大丈夫です。

満尾おめでとうございます。
瑛子様のお捌きでしたら、匂の花はカリフォルニア・ジャパンタウンでしょうと思っておりましたが、ハズれました。
ああ、そうだった、追悼歌仙だものなあとしみじみとした次第。
この歌仙に参加させていただいたことで、安居さんが皆様や自分の中にずっといてくださるような気がしています。
有難うございました。1ヵ月間お疲れさまでした。


佐藤馨子 2018/07/03-21:39 No.[2205]----------------------------------------

瑛子様

満尾おめでとうございます!
本当にお疲れさまでした!

このひと月、連句初心者の私は、瑛子さんのお捌きで、鮮やかに場面が転じてゆく様に、ただただ感動しておりました。瑛子さんの連句教室の生徒にしていただいた気分です。

素人ではありますけれど、待ちわびた慈雨の挙句が酢豚さんの発句と響き合っているようで感動いたしました。

有難うございました!

                    馨子



山茶花 2018/07/03-22:15 No.[2206]----------------------------------------

瑛子 さま

満尾おめでとうございます お世話さまでした
神保町のお蕎麦屋で階段を下りるとき下で肩をかしてくださった酢豚さまそれどころではなかったのに もう謝る事もできません 追悼連句宝物にします


千年 2018/07/04-08:07 No.[2207]----------------------------------------

祝満尾。

死の外の思は千々に明易し 富安風生


eiko yachimoto 2018/07/04-10:56 No.[2208]----------------------------------------

松江さん、馨子さん、Kanso感謝。

由美さんの解説と馨子さんの便りを読んで、挙句に
確信を得ました。これで決まり!

この後に続いた山茶花さんの言葉に
あの狭い階段を思い出して、落涙。。。

千年さん、富安風生の句をありがとうございます。

瑛子

ps。舞台がはけると言いますが、主語が夜の部なので
はねるに変えました。


宇田川うらら 2018/07/10-23:18 No.[2209]----------------------------------------

瑛子様

満尾おめでとうございます。
今頃グッタリなさっているのではないかと按じています。本当にお疲れ様でした。

初めて安居さんにお会いしたのは平泉でのスクーリングでした。

 イーハトーブに穀雨来にけり     ひぐらし

最後にこの句にたどり着いたことが、格別に嬉しく幸せに思います。

ありがとうございました。



丹野宏美 2018/07/11-16:08 No.[2210]----------------------------------------

瑛子様
26回興行ようやく拝読いたしました。連句は未熟でよくわかりませんが、日本語の流れの美しさを堪能させていただきました。神保町の句を仲間に入れていただきうれしく存じます。今後ともよろしくお願いいたします。
丹野宏美


eiko yachimoto 2018/07/12-09:24 No.[2212]----------------------------------------

うららさん、平泉でご一緒だったなんて
ちっとも知りませんでした。

丹野さん、神保町の句をありがとうございました。

そしてお二人に、

連句一巻を
堪能してくださって

嬉しい限りです。

瑛子