■201304_02 海紅 2013/04/15-14:50 No.[7990] |
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落胆の手に残りたる丁字の香 | |||
つゆ草
2013/04/17-17:09 No.[7992]
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今回と前回の句には海紅句としてはめずらしく落胆というマイナスイメージの言葉が使われている事に注目です。前回の句にコメントが入らなかった事も初めてで、ちょっと難しい句だったせいかも知れません。ブログを見ると、先生は少しお疲れのご様子、でも昨日の朝日カルチャーのご講義「芭蕉と蕪村」を拝聴した感じでは、前日に原稿を変えたと述べられた通り、内容はとても漸進的で魅力的ですばらしいものでした。谷地論ここにありの新鮮なご講義で皆話に聞き惚れました。手に残る丁字の香は諦めの心なのでしょうか、癒しの心なのでしょうか?気になるところです。 | |||
山茶花 2013/04/24-10:49 No.[7993] | |||
自然教育園で今月咲いている花のなかに「丁字」が入っていたので見に行きましたが開花は今月末ぐらいが良さそうなので楽しみに待ちます。ここの丁字は低くて香もなさそうで「広辞苑」でみましたら「フトモモ科の熱帯常緑高木」とあり違っているのかと思っています、名札はついているのですが……。お伺いします | |||
山茶花 2013/04/24-23:06 No.[7994] | |||
お若い頃の句だと思います落胆している気持ちを切り替える丁字の香りが手に残っているではないかと。 「そつと手を見る」そんなお気持ちでしょうか? | |||
つゆ草 2013/04/25-06:15 No.[7995] | |||
沈丁花という花は香りが強いという印象があります。道を歩いていると何処からともなくこの香りがして探してしまう事があります。字からしてもこの句には季語がぴったりと寄り添い、改めて季語の本来の真意を教えていただいた気がします。沈丁花の香りに出会うたびこの句を思い出してしまいそうです。 山茶花さん、自然教育園の情報ありがとうございました。 | |||
山茶花 2013/04/25-23:25 No.[7996] | |||
つゆ草さん丁字の花は水生植物園にたくさんあります 今日は「ねむの木の庭」で桐とリラの花を、そして白樺の果穂も初めて見てきました。小豆がはじけたように咲く 沈丁花の香りはいち早く春を知らせてくれます。 | |||