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 ■202104_02
 海紅   2021/04/16-17:04  No.[8857]
    種俵の右をすすめば見合ひの座

りつ   2021/04/22-09:31  No.[8858]
 
    種俵が季語にあるのを知っただけでも嬉しくなりました。
種籾の発芽を促すために俵や布袋に入れて水に浸す10日前後は、きっとどの家も希望に満ちた空間。
 このお見合いは、新しい家族の誕生の予感がします。
 

山房の海紅   2021/04/27-20:33  No.[8859]
 
    一般的な話じゃなくて恐縮ですが、結婚より前に考えるべきは「自分の人生は、果たして生きる意味があるかないか」という十代のころの難問でした。青臭くて笑っちゃいますよね。こんな話は女性には縁のない思考かもしれません。しかし、この青年にとっては避けて通れない課題でしたが、結局走りながら考えるしかなくて、人生の師ともいうべき人から「お見合い」という場に引き出された経験がこの句の背景にあります。もちろん、事実とはまったく異なりますが、「種俵」という季題に頼ったのは、蕪村句の影響かもしれません。
 

千年   2021/04/28-08:06  No.[8860]
 
    丁度昨日地元の農事組合法人の会員になって初めての仕事で田植えの手伝いをしました。自分の体にこれまで吸収されたお米に思いをはせていたところにこの種俵の句に遭遇。もう一度見合いをすれば成功に導けるかもしれないと希望を抱かせてくれる句でありました。
 

yumi   2021/04/29-10:56  No.[8861]
 
    千年さん、がんばってください!
 



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