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 ■202504_02
 海紅   2025/04/17-15:05  No.[9321]
    啄木忌われに新聞少年期

蛙星   2025/04/18-19:13  No.[9322]
 
    「僕のアダナを知ってるかい 朝刊太郎と云うんだぜ」(山田太郎「新聞少年」より抜粋)
啄木忌とくれば「はたらけど はたらけど猶(なお)わが暮らし 」という歌が(僕でも知ってるくらい)有名ですから、それを踏まえての一句でしょう。
雨の日も風の日も、快一少年(?)は懸命に新聞を配っていたと推測できます。嗚呼、人に歴史あり。
 

eiko yachimoto   2025/04/19-12:46  No.[9323]
 
    啄木といえば、愛知県に住んでいた頃、明治村で見た商店を思い出します。その2階が彼の住まいだったのです。彼はいろいろな仕事についた人で新聞社も勤め先だったとおもいます。。ローマ字で日記を書いたり、与謝野晶子に嘘のつき方を褒められた?りする人でした。私には何の被害も及んでいないので、大好きです。わたくしが勤務先で出会った小樽出身の熱血英語講師は、啄木のことを本当は好きだったと思うのですが、「めめしい」と批評?しきりでした。海紅先生は、日本語表現者としての歌人啄木を愛しておられるとおもいます。

蛙星さん、これは未来あるのみの輝く存在でいらした若き日を詠まれた素敵な句ではないでしょうか?北海道は広いので、確かに新聞配達は大変だったことでしょう。

新聞少年ということばが
詩語として美しいことにおどろきます。
 

蛙星   2025/04/19-18:18  No.[9324]
 
    再び蛙星です。eikoさんのおっしゃる通り「新聞少年」が詩語としてとてもキレイだと思います。
新聞少年期のご苦労を身をもって体験しているからこそ、より訴えてくるものがあるのかもしれませんね。グッときます。
 

海紅山房   2025/04/20-11:12  No.[9325]
 
    思いやり深い鑑賞をしてもらうと、ついつい自分(作者)の過去について語りたくなるものですが、「それをやっちゃーいけない」のですよね。お二人に通じたことに胸をなでおろしています。
 

千年   2025/04/23-23:10  No.[9326]
 
    どすんどすんと新聞の束の置かれてさあ配達だ

私も新聞配達経験あります。啄木の新聞社での校正係でしのいでいた思いを感じました。

 



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