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■202501_02 海紅 2025/01/20-16:11 No.[9293] |
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早梅や土産物屋に奥座敷 | ![]() | |
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蛙星
2025/01/20-20:20 No.[9294]
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この句は探梅の際の一句でしょうか。でも、わざわざ梅を見に行く「探梅」に「土産物屋」ではちょっと普通(?)な気がします。ここは「外出したら、たまたま早梅を見つけた」という感じに思いたいです。「早梅」に、また偶然見つけた「土産物屋」なら詩情が高まりますね(そう思うのは僕だけでしょうか)。早梅を見たついでに、ちょっと土産物屋なんかを覗いてみたら、華やかな店先とは違って店の主人たちが起居する奥座敷がチラッと見えた、そんな景を詠んだ一句だと推測しました。「早梅(華やかだけど、豪華ではない)」と「土産物屋(華やか)に奥座敷(日常。豪華さはない)」、この「2つの配置(?)」が絶妙だと思います。長い鑑賞、失礼致しました。 (納得いかない言葉遣いがあったので、一部修正しました。) | ![]() | |
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海紅山房 2025/01/27-11:21 No.[9295] | ![]() | |
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今年の節分(豆まき)は2月2日(日)、3日(月)が立春。それ以前、つまり冬の終わりに(春に先駆けて)咲く梅の香を求めて山野に入る行動を探梅(梅探る)といい、温暖のせいで立春に先んじて咲き始めた(気の早い)梅を早梅(早咲きの梅)はいう。つまり、探梅が人の行為(生活・人事)なのに対して、早梅は植物(木々や草花)ということになる。共に冬(晩冬)の詞である。 掲出句は思いがけず早咲きの梅に遭遇した際の句。場所は旅で立ち寄った土産物屋。そこは売り場の奥に座敷を用意してあって、お茶や軽食を楽しむことができた。見ると眼前の庭に気の早い梅が咲いていて、同伴の三人でコーヒーを飲んだり、梅香を探りに庭に降りたりした。春がそこまで来ているという手応えに話が弾んだのだった。 読者がいることに、いつも感謝しています。 | ![]() | |
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eiko 2025/01/31-08:23 No.[9296] | ![]() | |
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もう何年も前のことですが、夢中で杉田久女句を翻訳していました。 探梅会での句がありました. 探梅は人の行為で生活人事に、早梅は自然で植物に分類して来た伝統を説明くださり目からウロコです。 奥座敷は先生の意図どおりに読みました。家族でやって店 にはそんな作りがあって、学校から帰って来た子がランドセルをおろしたり。 | ![]() | |
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海紅山房 2025/02/01-09:41 No.[9297] | ![]() | |
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歴史的には、梅は花見と違って香りを探って楽しんだようです。日本のこういうこだわりの文化を大切にしたいと思っています。もう少し暖かくなるまで外出は御用心ください。 | ![]() | |
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