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 ■202404_02
 海紅   2024/04/16-14:12  No.[9188]
    深悼す一人静は起立して

蛙星   2024/04/20-20:03  No.[9189]
 
    あまりにもコメントが長くなりすぎたので、もう一度シンプルに鑑賞してみます。
「一人静」は季語ですが、花の名前であると同時に「起立して、一人で静かに深悼している」…という意味も併せている…そう解釈してみました。静御前だの義経だのと、深読みしすぎでした。でも春の愁いを感じる好句だと思います。
 

山房の海紅   2024/04/23-13:59  No.[9190]
 
     数日断捨離を楽しんで、いま改めて鑑賞を拝見。書き直されたのですね。拙句に時間をとっていただき恐縮です。

 一人静の句は3年か2年ほど前の句。友人の父君の訃報に、深呼吸をしに庭に出ると、歯間ブラシのような花をつける前の一人静がみんな直立しているように見えた。それは棺を見送る葬送の人々のようだった。それでこんな句がうまれた。

 彼の御両親には一度逢ったことがある。もの静かな老夫婦であった。すでに長逝している私の両親を思い出した。そして、「親の死は堪えるよナア」と独り言ちた。「親孝行したいときには親はなし」はホンマやなあと思った。

 

山房の海紅   2024/04/23-13:59  No.[9191]
 
     追而 こうして一句の背景を一所懸命思い出してみたが、往事茫々、まだあやふやな点がいくつもあって、歳をとる(老いる)とはこういうことかとみずから悲しく、あわれに思った。日々御大切に!

 



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