■202305_01 海紅 2023/05/01-16:33 No.[9089] |
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散華とも見えて卯の花腐しかな | |||
蛙星
2023/05/01-21:40 No.[9090]
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「卯の花腐し」となると、どうも暗い(静かな)雰囲気の句をイメージしがちですが「散華」が一句にあると、パッ!と華やかさが加わっていいですね。…と偉そうな事を言っているお前は何様だ、と叱られそうですが…。いつも好き勝手を言ってスミマセン。 | |||
山房の海紅 2023/05/06-15:49 No.[9091] | |||
どんな花にとっても、開花をよろこぶのが素直で、自然なことだとは思います。でも、腐ったり、散ったりすることも世の道理だから、意味はあるにちがいない。あれは雨が腐らせて、散らせて、仏をたたえ、無常を説いてくれているかもよ。わが家の庭でそんなことを思ったのでした。戦時中は〈花と散る〉とか言って、戦死を散華の意味に加えたようですが、これは困りますネ。 | |||
蛙星 2023/05/07-16:04 No.[9092] | |||
先生の仰る通りです。「同期の桜」の歌詞はその代表みたいなモノで、まるで戦争讃歌みたいですもんね。ただ、先生の仰る「(花が) 腐ったり、散ったりすることも自然の道理だから、意味はあるにちがいない」という考え方は興味深かったです。新たな考察の材料、ありがとうございました。 | |||