■202107_02 海紅 2021/07/16-14:25 No.[8888] |
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囲まれて鍬形虫の孤独なる | |||
かりつ
2021/07/24-17:49 No.[8889]
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囲まれて鍬形虫の孤独なる .夕日に映ゆる横顔の線 只今、連句の教室から戻りましたもので。 (あっ、カミナリが落ちそう) | |||
山房の海紅 2021/07/25-10:13 No.[8890] | |||
俳句を前にすると、このように七七で答えたくなる。この答えは解釈であり感想。つまり、連句はよい読者になるために大事な文化でした。 発句は七七を必要とするから独立していない。一方、俳句は独立しているから、七七を必要としない。 近代俳句をたしなむ人々は、こんな説明を本当に信じてきたのでしょうかね。 付けて遊んでいただきありがとうございます。 | |||
美知子 2021/07/25-18:57 No.[8891] | |||
二本の立派なハサミをもついかにも強そうなクワガタ。 今、クワガタを囲んでいるのは森の木々でも土でもなく、固いコンクリートと乾いた土。立派なだけに商品化されてそこにいる。孤独感はそれぞれの立場で異なるとクワガタに感情導入してしまいました。 また勝手な解釈お許しくださいませ。 | |||
美知子 2021/07/25-22:40 No.[8892] | |||
読み返して気づきました。感情導入⇒ 感情移入 | |||
山房の海紅 2021/07/27-17:25 No.[8893] | |||
かりつ様同様に、御感想を七七にしてくださると俳諧(連句)が始まります。 | |||
山房の海紅 2021/07/27-20:08 No.[8894] | |||
例えば、次のように。 乾いて暑きアスファルト道 美知子 | |||
美知子 2021/07/28-15:13 No.[8897] | |||
囲まれて鍬形虫の孤独なる 乾いて熱き公園の砂 辿り着きたる片影の椎 子らの声なき日盛りの街 よろしくお願いいたします。 | |||
山房の海紅 2021/07/28-17:04 No.[8898] | |||
無理にお誘いした形になって申し訳なし。付句の遊びは詩歌の創作に有効と思ってのこと。あくまで、白山連句に顔を出す前の「遊び」です。 さて、「囲まれて鍬形虫の孤独なる」という表現にないもので、その周辺にあるものを考えると、この二句はつながる。 1,クワガタを囲んでいるのは何か(誰か)。 2,場所はどこか。 3,時間帯はいつ頃か。 こんなことを色々考えると、やはり「乾いて熱き公園の砂」がよい気がします。「辿り着きたる片影の椎」囲まれている孤独なクワガタには無理。「子らの声なき日盛りの街」は囲んでいるのは「子ら」かもしれないのでなじまない。こんな思考回路で遊べます。 | |||
山房の海紅 2021/07/28-17:06 No.[8899] | |||
明日から三重県に参ります。よって、遊びの継続はまたの機会にさせてください。 | |||
山房の海紅 2021/07/28-17:07 No.[8900] | |||
「熱き」は「暑き」にすると季のことばになります。 | |||
美知子 2021/07/28-17:38 No.[8901] | |||
自分のそそっかしさに気づき、削除おねがいしたところでした。 でも思いがけずいい学びをさせていただきました。 お忙しい先生を患わせてしまいましたが、特別授業を受けた気分です。ありがとうございます。 暑いのでお気をつけてお出かけくださいませ。 | |||
美知子 2021/07/29-07:20 No.[8902] | |||
患わす → 煩わす でした。 失礼しました。 | |||