■202105_02 海紅 2021/05/20-15:14 No.[8868] |
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鉄線花ほめて見知らぬ女去る | |||
千年
2021/05/21-20:10 No.[8869]
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てつせんは花火の花のたぐひかな 季吟 鉄線花と見知らぬ女とが「ほめる」ことで作者とつながる。一見派手な花をうまく塩梅できていると思いました。同じキンポウゲ科のカザグルマを最近移植したんですが、蔓性のその茎の弱いこと弱いこと。派手な花ほど芯弱し・・・ | |||
紫詰草 2021/05/23-12:48 No.[8870] | |||
ほめて通り過ぎた女と、すでに見とれていたらしい作者が季語「鉄線花」をいきいきとさせているようです。 鉄線(鉄仙)は紫の花ではなく、中心が紫色の乳白色の花なのですね。クレマチスの一種(原種?)でキンポウゲ科・センニンソウ属とありました。 | |||
勿忘草 2021/05/24-11:02 No.[8871] | |||
散歩の楽しみの一つに、塀から零れる様に咲いている薔薇や、寄せ植えの綺麗な花に出会う事がありますが、あまり「鉄線花」を見かけた事はありません。お花屋さんで見るその花は独特の華やかさがあり好きです。花言葉は「高潔」という様です。大人の淑女のイメージは確かにあります。褒めた女性もきっと美しかったのではと思います。 ちなみに鉄線花の茎は細いけど鉄線の様に強いとあり、花にはドラマがありますね。 | |||
山房の海紅 2021/05/27-11:37 No.[8872] | |||
1)キンポウゲ科でも茎の弱いたぐいもあること。 2)すでに見とれていたらしい作者ゆえに、女がほめたという情況把握。 3)塀から零れる様に咲いているのを見て通る日常は楽しいこと。 4)褒めた女性もきっと美しかったのでは、という鑑賞。 以上のように、たくさんのことを学習できました。ありがとうございます。 | |||