■202102_02 海紅 2021/02/15-14:03 No.[8839] |
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踏絵受くる如うつむける日々多く | |||
eiko yachimoto
2021/02/16-16:35 No.[8840]
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踏み絵が新年の季語であると知ったときキリシタン禁制 の 時代が長かったことを改めて感じました。幕末まで信仰を守って二重生活をした信徒たちは教会ができてもすぐには近づかなったそうです。初期の信徒のうつむき方と時代が降って慣れてきたときは様子が違っていただろうと思います。 | |||
山房の海紅 2021/02/23-11:15 No.[8841] | |||
この海紅句抄は〈残すか、捨てるか〉をみずから判断するために、人目にさらして批判してもらっています。よって近詠ばかりでなく、数十年前の句も俎上にのせています。この踏絵の句は俳句を始めたころ、二十代の作です。今は踏絵の実体はありませんので「如し」という比況の助動詞を用いた記憶があります。実体がないのだから、現代は季語と認定できない言葉かもしれません。 なお、「教会ができてもすぐには近づかなった」という指摘は奥行きのある解説だなあと感心。 | |||