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 ■202001_01
 海紅   2020/01/06-16:59  No.[8708]
    昇る日のまづ麦の芽を覗きたる

美知子   2020/01/12-13:01  No.[8709]
 
    広大な北の大地を想像。

  昇る日のまづ麦の芽を覗きたる

待ちに待った春の訪れ。躍動するような喜びが伝わってきて、嬉しくなります。
 

yumi   2020/01/14-13:10  No.[8710]
 
    歳時記を見ますと、秋に蒔かれた麦は、間もなく土を割って鮮やかな青い芽を出すそうで、「麦の芽」の季節は初冬だそうです。
水稲の裏作として、また、寒い地域ではそれだけを作っていた所もあったそうで、麦は大切な穀物です。
その芽が無事に育っているかどうか、昇ったばかりの太陽が覗きにくるというのは、自然と人の心が一体になった表現だなと思いました。
 

美知子   2020/01/15-12:19  No.[8711]
 
    うっかりしてしまいました。
幼い時、麦踏に行ったことを思い出しています。
日が昇るにつれ、霜が解けて、ゆげの
 

美知子   2020/01/15-12:47  No.[8712]
 
    続きです。
日が昇るにつれ、霜が解けて、畑の表を湯気が低く地を這うさまの美しいこと。忘れられません。
食糧難の時代、勤務前のにわか百姓の父の自転車の後ろに乗って、開墾地の麦踏に行ったこと。
大地と太陽のなす、広大な物語。この句につられて、またまた、物語が始まってしまいそう。この辺で。
Yumiさん、ありがとうございます。
 

yumi   2020/01/16-16:06  No.[8713]
 
    私は麦踏も麦畑も実物を見たことがないので、うらやましいです。どなたか麦を見るツアーに誘ってくれないかなあ。
 

山房の海紅   2020/01/22-13:16  No.[8715]
 
     自分の句の感想を聞いて言うのも変ですが、みなさんのコメントを読んで、良き鑑賞ができることは、句作の最大の素質であると確信しています。ありがとうございます。

 二月の句会が楽しみです。
 



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