■200608_01 海紅 2006/08/07-02:29 No.[80] |
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みんみんが鳴くゆゑにいにい蝉も鳴く | |||
千葉ちちろ
2006/08/07-06:24 No.[81]
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真夜中というか、朝早くというかに新句抄が更新されるんですね。今朝は4時45分に犬の散歩に出ましたが、公園ではすでにミンミンと油蝉とがやかましいくらいに共演しています。我が家の近くではまだにいにい蝉の声は聞こえてきません。にいにいが聞こえ始めてくると秋がすぐそこ、っていう感じです。いや、虫の声はもう聞こえ始めていますね。明日8日は立秋です。 | |||
梅田ひろし 2006/08/07-14:06 No.[82] | |||
みんみん蝉が鳴いたのでにいにい蝉が鳴いたという句意だが、その真の句意は付和雷同するものへの警鐘なのであろう。人間誰でも声の大きい方へ、力の強いものへなびいてしまう習性がある。人間として正しく生きるには、そうしたことのなく、自立した人間として生きなさいという海紅先生の偈のように聞こえるのである。 | |||
三木喜美 2006/08/07-14:23 No.[83] | |||
我が家の周りではここ2、3年前からみんみん蝉もにいにい蝉もトンボもめっきり減りました。神社やお寺の蝉が遠くのほうでほんのかすかに聞こえるだけです。小さい頃のあの田舎の降るように鳴いていた蝉の声と、竿の先にとりもちを付けて蝉取りをしていた事などがこの句により懐かしく思い出されました。 | |||
千葉ちちろ 2006/08/07-14:27 No.[84] | |||
梅田先輩!先日はありがとうございました。 なるほど、梅田さんの言われる様な句意なのでしょう!小生は単純に生きてるものですからそこまで深く考えもしませんでした。先日の句会でも皆さんがそれぞれ色々と考えを述べておられましたが俳句は奥深いものですね。この場を借りて申し訳ありませんがこれからもご指導よろしくお願いいたします。 | |||
三木喜美 2006/08/07-14:43 No.[85] | |||
私もただ単純に郷愁にひたるだけで、恥ずかしいかぎりです。コメントを取り下げたいくらいです。俳句の背景を考える勉強が全く出来ておりません。梅田さんの解釈がとても参考になりました。ありがとうございました。 | |||
大江ひさこ 2006/08/08-10:04 No.[87] | |||
三木さんそんなことないと思います。どちらの解釈もいいのではないかと私は思います。私はこの句を一読、残り少ない命をそれぞれに鳴く蝉に負けじと、わーいわいわいとでも鳴いていこうと思ってみました。 それにしても日本語の聞きなしにはいつも感心します。みんみんと鳴いている蝉はいますが、にいにいと鳴いている蝉はいないように思うので広辞苑を引いたら、低く「じいじい」と鳴くのがにいにい蝉とありました。どなたか「じいじい」と「にいにい」の関係をご存じですか。じいじい蝉をにいにい蝉と聴いたところがまた憎いですね。私の家の周りではみんみんと、にいにいに混じって、もうひぐらしが「かなかな」と鳴いています。ひぐらしは秋の季語なのですね | |||
千葉ちちろ 2006/08/08-13:20 No.[88] | |||
大江さんが広辞苑を引いたというので、小生も漢和辞典などを引いてみました。蝉でも色んな言い方があるんですね。寒蜩、茅蜩、鳴蜩、秋蜩、蜩、蚱蜩、蜩螗、蛁蟟、蟪蛄など。漢名も情緒があっていいですね。 今日は雨のせいか、あまり蝉の鳴き声が聞こえません。 涼しい日なのでこれから昼寝でもしようと思ってます。 | |||
千葉ちちろ 2006/08/08-13:29 No.[89] | |||
転送したら変な数字に変わってしまっていました。 寒蜩、茅蜩、鳴蜩、秋蜩、蜩、蚱蜩、蜩螗、蟪蛄、蛁蟟です。ごめんなさい。 | |||
千葉ちちろ 2006/08/08-13:30 No.[90] | |||
あれ、どうしても数字になってしまいますね。難しい字は転送できないのかもしれません。悪しからず。 | |||
千葉ちちろ 2006/08/09-13:08 No.[91] | |||
昨日の難しい漢字が数字になってしまうので、どうしたらよいか考えました。○がその漢字になりますので作ってみてください。 1.○蜩・・「作」の人偏を虫偏にする。 2.蜩○・・虫偏に「唐」。 3.○蛄・・虫偏に「惠」。 4.○○・・最初の字は虫偏に「召」、後の字は「僚」 の人偏を虫偏にする。 以上ですが、つまらないことを何度もメールしてごめんなさい。なんか気になって眠れなかったもので・・・。 | |||