■白山連句会第八回興行 2009/09/30-15:11 No.[6695] |
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半歌仙「水澄める」の巻 水澄める池に小町の名をとどめ 海紅 夕焼け空を落ちるかりがね 文子 高階の酒房に後の月待ちて 希望 相宿となる脳の科学者 千年 棒持つて裸で走るガキ大将 月子 病葉になほみどりあざやか 海紅 ウ 生きよとて亀井静香の存在す 瑛子 大口開けて食べる板チョコ ちちろ レストラン住宅街にひつそりと つゆ草 殺傷沙汰の老いらくの恋 酢豚 俤をそだてています雪に月 千年 丹後味土野になほ女城あり 瑛子 鎮守様どうぞ治して猫の足 月子 クラス会から元気いただく 富子 バス停は昔のままよ南吹く 千年 ゆつくり過ぎる時計屋の前 瑛子 酔ひ醒めの現のはじめ花明り 無迅 涙ぽろぽろ霞む山門 千年 (千年捌 平成21年9月30日首 同10月20日尾) |
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千年
2009/09/30-21:18 No.[6696]
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白山連句秋の陣。始まりました。海紅先生の「水澄める池に小町の名をとどめ」を発句に半歌仙を巻いていきます。 海紅句抄にこの句が掲載されてから、なぜか「小町」が脇句を求めているような気がしてしょうがなかったので、先生に御願いした次第。それでは、皆様、脇句からよろしく御願いいたします。 できるだけ一つの付けに複数の会員の付けをいただけるよう(焦らずに)待ってみようと思いますので、皆様お気軽に秋の夜長をお楽しみください。 | |||
根本文子 2009/10/01-01:11 No.[6697] | |||
連句の苦手な私、拝見するばかりでしたが。遠い空を渡ってきて、なぜそこなのかわかりませんが、ある湖沼の上に来るとさっと体勢をかえて、嬉しそうに次々に水に落ちていく雁、まるで小町の池と知っているかのように。 夕焼け空を落ちるかりがね | |||
ちちろ 2009/10/01-09:35 No.[6698] | |||
千年さん。連句開始待ってました。 ●つくつく法師鳴く夕まぐれ | |||
千年 2009/10/01-22:48 No.[6699] | |||
さっそく有難うございます。 どちらも、水澄む小町の池に「夕」を付けられた・・・ それではここは、文子さんの「夕焼け空」をいただきます。 | |||
千年 2009/10/01-23:17 No.[6700] | |||
「水澄む」(三秋)、「かりがね」(晩秋)。 秋の句(秋の句は三句から五句続ける)のときに月が出ないのは素秋といって嫌われるようですので次は月を出してください。 月の異名でうわさの月でも(土瓶蒸し玉兎の盆にのせてきて みたいな) 季戻りにならないよう三秋か晩秋で。 式目はゆるく、秋の夜は長く・・・このスペースを練習台と思ってお気軽にどうぞ。 | |||
つゆ草 2009/10/02-10:58 No.[6701] | |||
いつの間にか連句が始まっていたのですね。僭越ながらロマンチックな月を描いて・・ いずこよりトランペットのムーンライト 尺八に息吹き込まれ月光る 物憂げに見上げる猫に月雫 始まったばかりですので駄目でしたらすぐ没にして下さい。 | |||
堀口 希望 2009/10/02-11:08 No.[6702] | |||
次の3点で考えました。 @人情を入れること。 A脇が天象ですので、ここは月の異名にしようかとも思いましたが、半歌仙のため秋の月の出番はここだけですので、あえて月で詠みました。 B発句が用言止めの場合の第三の留め方については、何かルールがあるのかもしれませんが、知りませんので通常の留め方としました。 高階の酒房に後の月待ちて (付きすぎですか?) | |||
千年 2009/10/02-18:59 No.[6704] | |||
どうも有難うございます。半歌仙は一花二月ですので、十八公(18句 一花一月)あたりと勘違いされたかと・・ 第三は転じのはじめで、「丈高く」ですので、「て」「らん」「もなし」で留めるとその感が出ますが、『十七字』(三省堂)の付合例句集なんかをみても、それらの三つの留め方でなくてはならないということはないようです。 猿蓑のオモテ「灰汁桶の雫やみけりきりぎりす」「あぶらかすりて宵寝する秋」「新畳敷ならしたる月かげに」 「ならべて嬉し十のさかづき」の付け合いでは、何か第三は少し遣り句的に感じる(しかし生活の実感有)のは私だけか・・・ ここは、希望さんご指摘にように、噂の月かとも思ったのですが、待っている「後の月待ちて」の希望さんの人情句をいただきます。いくつかの現代連句集を見ると、「星」「宇宙」「天の川」の出た句の後に「月」を付けている例もありますので、ここは固く考えずに、いこうと思います。 「ムーンライト」や「月雫」も捨て難かったです・・・ | |||
千年 2009/10/02-19:14 No.[6705] | |||
次は雑(無季)の短句を御願いします。猿蓑の例の四句目のように軽い感じで人情入れてください。 | |||
大江月子 2009/10/02-21:21 No.[6706] | |||
やみくもに。 口数少ないいなせな亭主 染め分けのれんを入り口に掛け やがて加はる若い子数人 染め手ぬぐいの流行る昨今 釣りに出たまま行方くらます とりあえず落ち着かないので。 | |||
千年 2009/10/03-15:23 No.[6707] | |||
○しばし寝転ぶ十畳の間(めったにできねえ) ○しばし始めるヨガの体操(ヨガは釈教?) ○あだ名呼ばれて返す微笑み(同窓会か?) ○話のネタは孫へ拡大(同上) ○釣に出たまま亭主帰らず(月子さんとの合作・・オモテで亭主の家出?) ○やがて加はるかしましき奴(同上・・よくありますよね) ○木の香ほんのりしばし和らぐ(こたえられねえ。厚い桧のカウンターに熱燗が見えるよう) 皆様もどうぞ七七遊びを・・・ | |||
大江月子 2009/10/03-18:01 No.[6708] | |||
千年さんお世話になります。 ○釣に出たまま亭主帰らず(月子さんとの合作・・オモテで亭主の家出?)ほんとに!言葉遊びはおもしろい。でいいのでしょうか。連句は。 | |||
千年 2009/10/03-18:20 No.[6709] | |||
理屈より前に、ちゃんとこなれた七七・付け句を御願いいたします。そこからしか話が始まりません・・・ | |||
千年 2009/10/04-00:19 No.[6710] | |||
「五輪村夜明烏も待つものに」(昭和39年9月)、「五輪はや機上結婚第一号」(同10月)、「五輪切符をプレミヤで売り」(同11月)、「蒼穹に五輪大きく秋日和」(同12月)『朴の花 三井武翁連句集』より。東京五輪開催年の連句興行で詠まれた時事句をあげてみました。(閑話休題) | |||
千年 2009/10/04-01:43 No.[6711] | |||
今日は高野素十忌ですね。「月に寝て夜半きく雨や紅葉宿」「円涼し長方形もまた涼し」・・・・・素十句集の隣に月子さんの第五詩集『相宿』・・・ それでは、進めましょう四句目 ○相宿となる脳の科学者 月子さん、どうもごちそうさまです。(ネット連句は言葉がきつくなってすみません) | |||
千年 2009/10/04-02:16 No.[6712] | |||
次は、夏でも雑でも・・・長句御願いします。 先にあげた、三井武翁(本名・三井武夫 明治44年生)は「連句の不易性と流行性」(昭和42年)という文章のなかで次のように述べています。ご参考までに。「・・・しかし連句の一巻はそうした題材や表現の新しさだけで尽きていいものでは決してない。もしも三十六句がその様な句だけで終始したとすれば、それこそまことに上っ付いた、調子の軽い巻となって了ふであらう。一方にはそうした新鮮な句が大切であると同時に、他方にはいはば時空を超えてしっかりと動かない俳諧的真実さに満ちた句が出て来なければならないのだと思ふ。・・」 | |||
大江月子 2009/10/04-06:59 No.[6713] | |||
海紅山房日記に先生が〈小説家や詩人の多くは、短歌や俳句の道のりに芸事の世界があることを承認できないのかもしれない。〉と書かれています。うかつに言葉をつかわないことも修行していかなくては。千年さん相宿おそれいります。嬉しく有り難いです。「ちゃんとこなれた」付け句でがんばります。 | |||
千年 2009/10/04-09:47 No.[6714] | |||
どうも恐縮です。 いろいろ「思い付き句」や「閑話休題」等をこのスペースに書き込みながら、ふっと気の入った次の付け句が浮かぶこともありますので、自在な展開をこのスペースで御願いいたします。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/04-16:07 No.[6715] | |||
5句目 蚊の声す海馬に乗って夢の中 君知るや海酸漿の流れ寄り | |||
大江月子 2009/10/04-19:07 No.[6716] | |||
月子も試しに 棒持って裸で走るガキ大将 夕立にプレパラートの小さきずれ | |||
千年 2009/10/05-07:00 No.[6717] | |||
はい、それでは・・・ ここは、ぐっと転じて頂いた「棒持って・・」をいただきます。脳科学者の少年期とも・・連句らしくなってきました。 詩人・清水昶の「旗を持つ少年」だったか、疎開先の山口県での体験を書いた作品も浮かびました。 「夕立」は「夕焼け」があるのでちと近い。 瑛子さん、ぐっと沈潜していく句ですが、脳にちと近かったかと。また御願いいたします。 | |||
大江月子 2009/10/05-07:36 No.[6718] | |||
千年さんありがとうございます。 先生「海紅山房日誌」です。失礼しました。 | |||
千年 2009/10/05-07:50 No.[6719] | |||
「裸」で晩夏。次ももう一句夏の短句で。 | |||
ちちろ 2009/10/05-09:50 No.[6720] | |||
●大口開けてガブリと西瓜 ●日焼けの肩がひりひり痛し | |||
千年 2009/10/05-12:27 No.[6721] | |||
ちちろさん、名詞留二句続いていますので、「大口開けて西瓜ガブリと」ではいかがでしょう。 「両断の西瓜たふるゝ東西に」草城 むむ、「西瓜」は初秋になってる。(『季寄せ』平成7年版 山本健吉編 文芸春秋) 連句・俳句季語辞典の『十七字』(編著者 東明雅・丹下博之・佛渕健悟 2001年4月)では晩夏で「従来の季は初秋」と書かれています。お墨付き! 人情句(何句続けてもいいのですが)が三句続いたので、夏の風景の一端みたいな場の句でも・・・(オモテはじっくりいかせていただきます) | |||
千年 2009/10/05-22:40 No.[6722] | |||
西瓜は立秋の後、夏休み(後半戦)の恵みという感じもあるので、俳句で初秋というのもうなずけるか・・ オモテに病体は駄目だというが、日焼けも病体? 「日焼けの肩のヒリヒリとする」 皆様もう一考御願いします。裸のガキ大将に夏の句をサラリと! | |||
千年 2009/10/05-23:16 No.[6723] | |||
胡瓜、メロン、茄子、トマト、大蒜は季寄せでは晩夏ですね。 | |||
山房の海紅 2009/10/06-04:14 No.[6724] | |||
では晩夏の景を…。「文台引き下ろせば即ち反古」、みなさん愉しんでください。 病葉になほみどりあざやか 茗荷の子とは泥よごれして 夜の秋早し小舟舫へば | |||
千年 2009/10/06-05:52 No.[6725] | |||
ウー・・・高野素十付け。病葉いただきます。ちちろさん、西瓜食べ損ないました。 | |||
千年 2009/10/06-06:15 No.[6726] | |||
はい、オモテ六句終りましたので、お酒でも一杯飲んで、裃脱いでいきましょう。ウラは地名、人名、鳩山、オバマ、リオデジャネイロ、神、仏・・恋、無常、述懐。多様多層にいきましょう。 ウラの折立は、夏二句続いたので、雑の長句をいきましょうか。 | |||
千年 2009/10/06-14:18 No.[6727] | |||
前二句は高野素十的命(もの)の脈動が展開された・・・次はどんな句にも転換できるような・・・ | |||
ちちろ 2009/10/06-16:02 No.[6728] | |||
ではまたまた懲りずに次に参加。 ●夢破れ五輪ナサイと知事涙 「五輪ナサイ」は「ゴメンナサイ」のつもりですが、やっぱりダジャレは駄目ダジャレ? | |||
ちちろ 2009/10/06-19:56 No.[6729] | |||
変更および追加 ●夢破れ涙の知事が五輪ナサイ ●夢破れもう五輪五輪と泣く都民 | |||
谷地元瑛子 2009/10/06-20:21 No.[6730] | |||
oritate 生きよとて亀井静香の存在す 地球儀でサモアとスマトラ確認す | |||
千年 2009/10/06-22:56 No.[6731] | |||
川柳発祥の地・連句・・ 亀井静香・・・ムーーー荒川静香ではだめですか・・・ ここはしかし、まいりました。 原句通り、ここしかないぜ亀井先生、ようわからんけど、たたせていただきます。 | |||
千年 2009/10/06-23:13 No.[6732] | |||
「力ありて聞こゆ」句の後の短句、雑で自在に・・・ ○石田純一見習はなくちゃ ○ハローワークに満ちる群集 ○猫も杓子もエコの合唱 | |||
ちちろ 2009/10/07-10:37 No.[6733] | |||
●ただやみくもに八ツ場の中止 ●補正見直し2.5兆 ●説明責任果たしています | |||
谷地元 瑛子 2009/10/07-11:09 No.[6734] | |||
まあ、よくとってくださいました。 o so re iri mashi ta. | |||
千年 2009/10/07-14:45 No.[6735] | |||
前代未聞だったか?会ったこともない、見たことはあったか?現役政治家名 「ドゴールの暴断春の和をそこね 瓢左/不渡手形やっと底つき 武翁」(昭和38年) 「英首相ポンドを死守の秋の陣 武翁/恋の手口は母に見倣い 牛耳(野村牛耳)」(昭和41年) 「ドゴールの俺がの意気は死ぬる迄 武翁/藪を出ぬけし猪の怒毛 瓢左」(昭和41年) 「吉田書翰はなお生きており 瓢左(清水瓢左)/老杉の梢(うれ)寒月に突ッささり 武翁」(昭和43年) 「金大中の謎をどう解く 徒司(杉内徒司)/花見よう心豊に浄らかに 牛耳」(昭和43年) | |||
千年 2009/10/07-14:58 No.[6736] | |||
政治家名に政治マターは付き過ぎなので、述懐めいたものがいいのか・・ ○ネットカフェからハローワークへ ○都落ちして自給自足す ○モラトリアムな人生でした ○屋台を引いて出直してみる ここで、恋の句、恋の呼び出しの句が付いたらすばらしい。亀井先生も喜ばれます・・・? 例えば、 ▽ケセラセラセラケセラセラセラ(以前誰かが使っていた付けです) 皆様ここは気合だ!気合だ!気合だ!生きよとてアニマル浜口存在す。「生きよ」に「恋」が付きそうな・・・ | |||
つゆ草 2009/10/07-15:48 No.[6737] | |||
最近ゴルフが面白いと見て 女子ゴルファーの一喜一憂 石川遼は世界の遼に 又は カーキ色シャツ似合ふ人居て 私も勇気を出して恋の呼び出しになるでしょうか・・ちちろさんもめげずに頑張って下さい。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/07-19:54 No.[6738] | |||
こんばんわ。千年さんのデータベースはすごいですね。 いま、英語好きの生徒にelsewhere という小説を 薦められて読んでいます。タクシーにはねられて 17歳の誕生日を目前に交通事故死した少女が elsewhereで”生きる”話です。 ここでは 一年ごとに若くなります。お母さんより若いおばあちゃんとはじめて出会い、優しくされても受け入れる事ができません。コイン望遠鏡で『この世』をのぞき見てばかり。けれどやがて。。。 そしてこの本のタイトル elsewhereですが、 まさに別所ですねエ。連句は生きながら連衆と別所に行ける希有な ジャンル。もっと多くの人がレンクをした昔は、自殺率も遥かに低く、向精神薬などいらなかったに違いありません。 つゆ草さん カーキのシャツいいですね。 スカボロフェアの麻のシャツを 思い出しました。Parsley, Sage, Rosemary and Thyme sincerely, eiko | |||
千年 2009/10/07-20:04 No.[6739] | |||
どうか自在に。述懐、恋・・・軽い遣り句で「亀井静香」から離れ付けでも・・・ | |||
千年 2009/10/07-22:11 No.[6740] | |||
スッポンに食いつかれたように、「付き」離すことができませんなあ・・・ カーキ色(枯草色)、みどりとの打越。 | |||
千年 2009/10/08-00:13 No.[6741] | |||
はい、それでは困った時の御取り置き句を頂いて、 ・大口開けて食べるキスチョコ これでいきましょう。ちちろさんとのコラボ。 | |||
千年 2009/10/08-00:24 No.[6742] | |||
次は、 ○藍さくら桃子しのぶのクラッカー・・打越人名没句でした。 次の長句も雑の句で愉しみましょう。 | |||
大江月子 2009/10/08-08:26 No.[6743] | |||
もの言はぬことに決めたる古扇 海紅 先生のこの句をパソコンの前にはって毎日戒めとしつつ 扇を手にして修行中の月子です。ですからこれは「問い」です。だからここでは今付けられた句とは関係ないのですが、私は連句が始まるといつも連句一巻を流れる品格(あってもなくてもいいのかどうかも)というようなことが気になって落ち着きません。それはたぶん千年さんのおっしゃった「こなれたことば」というのもその中の一つだと思います。昨日会員フォーラムに文子さんが論文を読む会での先生の言葉「芭蕉の風流は芭蕉の美学であり、その俳諧の味わいである」を書き込んでおられるのを拝見して「そう連句の美学」というものを問うてみたくなったのです。今日は台風!皆様お家におられましたらお話し下さいませんか。なんてやっぱり言ってしまう月子。 | |||
つゆ草 2009/10/08-08:38 No.[6744] | |||
ちちろさん良かったですね。私もめげずにもう1句 イケメンに微笑む女神像ありて わが町の駅前には女神像があってもうすぐ女神祭りで賑わいます。カーキ色は好きな色なので残念・・打越を忘れていました。 レストラン住宅街にひっそりと 有名シェフのレストランが家のすぐ傍にオープンしビックリしてます。この台風の中外出の用ありこれにて失礼。 | |||
つゆ草 2009/10/08-08:42 No.[6745] | |||
月子さんと重なってしまいました。私の句は気にせずに談義して下さい。とりあえず・・ | |||
千年 2009/10/08-10:32 No.[6746] | |||
月子さん、「『芭蕉の俳諧美論』栗山理一 塙選書74」(この書物は永田書房からも少し書名を変えて出版されています)など、「連句の美学」を深めるのにいい本だと思います。「『夕顔の花 虚子連句論』村松友次 永田書房」なども。 今、試合中(舞台開演中)ですから、プレイヤー(演者)として先ず付け句を御願いいたします。 | |||
千年 2009/10/08-10:41 No.[6747] | |||
つゆ草さん、カーキ色は打越で残念でした。 さらりとしたレストランの句をいただきます。 レストランは酒房と五句去りですからOK。 | |||
大江月子 2009/10/08-10:48 No.[6748] | |||
またまた失敗。理屈より付け句。千年さん参考書ご紹介有り難うございました。 | |||
千年 2009/10/08-11:01 No.[6749] | |||
これは、巻き上がってからの話のなかで言おうと思っていましたが、農林水産省関係の記者やっていたとき、中川昭一元農水大臣の記者会見や農林記者会での懇親会で故中川元大臣とは話したこともあった・・・捌きとして、個人的な体験から、「連句の美学」には反するかもしれませんが、瑛子さんの句を捨て切れなかった次第。 次、レストランで恋の花さかせて下さい・・・といいつつ恋を強制するのも「連句の美学」に反しているように少し感じる千年であります・・・ | |||
谷地元瑛子 2009/10/08-12:58 No.[6750] | |||
月子さん、私は能勢朝次先生の『連句芸術の性格』も すばらしい参考書であると思います。大きい図書館にはあると思います。もうお読みになっていたらごめんなさい。 千年さん、なにもかも相対化する俳諧の運びに身を委ねることができるようになるには何年もかかりますね。 世界の人と巻いていると、顔面ノックアウトされるほどありえない付け句が来た事もありました。けれどそこで興行を空中分解させることはしないで来ました。それと同じだけ日本離れした(当然か)胸のすく付けも来るのですし。 レンクは芸事であると同時に翻訳で薄まらない真の世界文学への最短距離ジャンルです。 オット、試合中でした。 *風も縫い込む窓辺のミシン *冷蔵庫にはあなたの手紙 *生地と同色イニシャル刺繍 | |||
大江月子 2009/10/08-13:22 No.[6751] | |||
千年さん、瑛子さんありがとうございます。私の言いたかったのは、お二人のおしゃることと少し違うのです…が…。伝え方がわからない?どうぞまた。皆様ご参加で続けて下さい。亀井静香の句は好きです。 | |||
ちちろ 2009/10/08-13:46 No.[6752] | |||
今日はパソコンを覗くのが遅くなりました。 いつの間にか小生の名で付けられているのでびっくり。 小生があまりにもつまらない句ばかり出すので気を遣っていただき感謝いたします。 めげずにまた出しますのでよろしく。 | |||
つゆ草 2009/10/08-15:31 No.[6753] | |||
戻ってみたら台風一過の青空の如、私の句が採用されていて嬉しいです。有り難う御座いました。これでやっと仲間入りが出来ました。 | |||
千年 2009/10/08-21:32 No.[6754] | |||
月子さん、どうか詩人の連句に対する違和感を巻き上がった後にでも御開陳ください。運動体としての連句をよろしく。「連句の美学」のご質問は掘り下げると場末の俳諧師を吹き飛ばした明治近代化の波にまで話がいくようで、私には荷が思いですなあ・・連句の美を思われつつまた一句御願いいたします。 付け句のコラボに違和感を感じられているとも思いますが、私の応えは「この共同作業の座を進めるため。式目・去り嫌い等を勘案しての訂正」といったところ。直して感謝されるのが名捌きでしょうが、なかなかうまくいきません・・・ | |||
千年 2009/10/08-21:39 No.[6755] | |||
瑛子さん、ご認識の開陳はどうぞ随時御願いします。助かりますし、勉強になります。 | |||
千年 2009/10/08-22:07 No.[6756] | |||
まだ、出されておられない方もご遠慮なく・・・ ○見合い写真の顔と違うぞ ○すぐに逃げ出したくなる見合い ○失恋しても減らぬ食欲(人情他 打越だ) 恋二句続けましょう。 きれいきれいな句がいくつも並ぶのを昔の人は「夜店のステッキ」といったそうな。銀座通りもあれば裏街道もある、宇宙に届くような俳諧美のある句もあれば、無言の石のような句もある・・・ | |||
千年 2009/10/08-22:20 No.[6757] | |||
*ここでちょっと待った! ちちろさん、「大口開けて」がここでも付くと思ったので、ああいう形にしましたが、捌きの失敗。すみません。恋句の打越に「キス」というのも何ですから無季の食べ物で何かないでしょうか。 ウラ二句目が付いてから、恋句へいきましょう。 他の連衆の方も何かおもしろい「食」を考えてみてください。 ほんとに申し訳ないです。 | |||
谷地元 瑛子 2009/10/09-09:51 No.[6759] | |||
大口あけて固ゆでたまご 大口あけてココ一カレー 大口あけて食べるおにぎり 大口あけてダブルバーガー 大口あけて投げるピーナッツ 大口はだめいまここワイン 大口駅の次で乗り換え *千年さん、おしげなくどうぞ。 | |||
大江月子 2009/10/09-11:22 No.[6761] | |||
いっそ 八幡宮へ舞奉納す でも 大口あけて虫の飛び込む | |||
千年 2009/10/09-12:12 No.[6762] | |||
板チョコでもいいか・・・ ちょっと夜まで外出します。 | |||
酢豚 2009/10/09-22:56 No.[6764] | |||
千年さん留守中に、 ウラ二句目「板チョコ」として 殺傷沙汰の老いらくの恋 酢豚 明日パソコン使えないので、とりあえずフライングして みました。陳謝! | |||
千年 2009/10/10-12:39 No.[6766] | |||
ただいま帰りました? それでは板チョコで。 | |||
千年 2009/10/10-12:58 No.[6767] | |||
ここは、酢豚さん、ぴたりと決まりました。 殺傷沙汰いただきます。 | |||
千年 2009/10/10-13:54 No.[6768] | |||
恋句は二句続けたいですが、いきなり殺傷沙汰になってしまった。 『俳諧怡楽 岡本春人の連句人生』岡本星女編(角川書店 平成6年)から恋句を少し引用させていただきます。 「から豆の殻膝払ふ恋 阿波野青畝/あかあかと蜻蛉とりつく妹が髪 同」 「裏川に使ふことなき舟つなぎ 森田峠/乳のしこりに心さわぎて 青畝/さくら炭ほのぼの匂ふ閨の隅 春人」 「上布の裾がすこし乱れて 草間時彦/ジェラシーのまなじりかつと紅走り 星女/燃ゆるこころに香を聞きつつ 加藤三七子」 「蓑虫の身をのり出してしまひけり 星女/見たことのなき恋のくづし字 青畝/うき思ひ畳の節目かぞえつつ 春人/団十郎の怖い大首 星女」 「婚前旅行南半球 時彦/うすものの足にからみてかやの月 春人/セクシャルハラスメントの汗 星女」(かやは巾に厨) 「都にそだちたれば蓮つ葉 春人/爪立ちをせねば唇合はされず 峠/まことに苦い陀羅尼助かな 青畝」 岡本春人氏は明治43年大坂生。本名 隆、別号 俳諧寒菊堂主人。 昭和3年 父岡本松浜主宰の「寒菊」にて俳句を始め、連句に関心を持つ。昭和4年「ホトトギス」初入選<鈴ふれば囀り遠くなりにけり>。昭和10年 三和銀行俳句会の指導が、日野草城より阿波野青畝に継承するのを機に青畝に師事。昭和21年 青畝指導の高野山地蔵院における連句会で連句開眼。平成4年没 享年83歳。 岡本春人氏の発言より、 「「連句かつらぎ」はまず付句をすることからはじまるもので、その付け方はフィーリング付で前句から受けた感動に基づいて自由な発想で付け、そのなかからうまく変化展開する句を選ぶように指導している。」(「式目以前のこと」 「連句かつらぎ」昭和63年11月号) 「「連句も写生である」、この八文字が本書のすべてである。そしてこれからの連句は俳人によってこそ開かれるべきである。」(『連句の魅力』あとがき 昭和54年10月) | |||
千年 2009/10/10-15:29 No.[6769] | |||
「殺傷沙汰」に「老いらくの恋」・・・恋が終っちゃったか??? まだまだ・・・ | |||
千年 2009/10/10-16:17 No.[6770] | |||
○冴え冴えと俤(おもかげ)育つ月明かり ○俤の育っています雪に月 月の定座はウラ7句目ですが、月(冬の月)をあげさせていただきました。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/10-17:41 No.[6771] | |||
千年さん、上座とかくのですか? 浅学ゆえ定座とか常座と書くのかと...というか、耳で聞いて覚えた単語が多いです。(a reserved seat for the moon?) *魔女には凍る理(ことわり)の月 | |||
千年 2009/10/10-18:37 No.[6772] | |||
失礼、定座です。 | |||
千年 2009/10/10-18:45 No.[6773] | |||
魔女とはうまい・・・がここは長句。 今日、久し振りに三鷹の銭湯へ行ってきました。あの太宰治文学サロンの近くです。番台で450円払い、左側のめくれた暖簾に「おん」と書かれていたので、入ろうとしたら「違う」とおかみさんが手でご注意。「おん」の次はもちろん「な」。雄(オス)のことを「オン」ともいうので、「めずらしい暖簾だなあ・・俺は昆虫か」と思いつつ入ろうとした・・・連句人生とはいえ、実生活に支障をきたしている千年でした。(閑話休題) | |||
千年 2009/10/10-20:06 No.[6775] | |||
それでは、地に雪、天に月の句をいかせてください。 支障をきたした病体句として、 ○俤をそだてています雪に月 | |||
千年 2009/10/10-20:14 No.[6776] | |||
次は、雪月花の雪(晩冬)も出たので冬はこの一句で捨てて、雑の句でもいいですし、もう一句冬でいっても。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/11-01:06 No.[6777] | |||
*丹後味土野に女城あり *アルハンプラにしのびよる影 *100年ぶりかプーの続編 | |||
大江月子 2009/10/11-08:23 No.[6778] | |||
里山暮らしも三年になり 熊野古道は人であふれて 二ヶ月ぶりに書く日記帳 | |||
ちちろ 2009/10/11-10:14 No.[6780] | |||
またまた参加。 ●双子の手を引く若き母親 | |||
千年 2009/10/11-11:47 No.[6781] | |||
ここは全て付きますが、幽閉された細川ガラシャの俤付けをいただきます。無常、神まで包摂したような感じですね。この書き出しで俳文もできそう。 次は雑の長句。 | |||
千年 2009/10/11-16:44 No.[6782] | |||
ここは恋離れの遣り句かなにか・・・殺傷沙汰に俤育てて女城ときましたから、ちょっと離れた付けでも・・ | |||
千年 2009/10/11-18:18 No.[6783] | |||
○気持ちよく挨拶をする小学生 ○グラマンの銃弾跡のある母屋 ○身を入れる家なき人は炊き出しに 女城があるからちょっと重くなったか・・ まだ、出されていない方もどうぞご自在に。連句の一句一句は始原(そこからまた始まる)の言葉ともいえますので。風雅の誠・・・ | |||
谷地元瑛子 2009/10/12-09:04 No.[6784] | |||
Dear Sennen-san, ガラシア祭に参加したのですが、マチュピチュのような高台を地元の人はめじろと呼んでいました。7/5になってしまうので *丹後味土野になお女城あり とすべきだったかと反省しております。 宜しく治定おねがいいたします。 thanking you, eiko | |||
千年 2009/10/12-12:01 No.[6785] | |||
なるほど、了解。 | |||
千年 2009/10/12-12:18 No.[6786] | |||
これで付け筋もまた多様多彩に・・・ | |||
千年 2009/10/12-20:39 No.[6787] | |||
ここは、雑あるいは夏一句出しても。神祇釈教・・・religionの語源はラテン語のreligio(再び・結ぶ)からきてるそうです。水神信仰・・・ | |||
千年 2009/10/13-21:44 No.[6788] | |||
○まあ飲んでいけと地ビール勧められ ○デジタルのテレビ薄くて叩けない 後六句皆様お気軽に。 | |||
千年 2009/10/14-19:27 No.[6789] | |||
しばし連句の時間の中断。実際の連句の座(舞台)であれば次の人は付けるのに地獄の苦しみ(井上ひさし氏の言葉だったか)。 ネット連句は、しかしだから、いいんじゃないでしょうか。おっと付け句を。 ○エキストラゲバ棒持って待ってをり ○四、五人の釣人しばし時を待つ ○愚に生きて巡礼に出る灸すゆる | |||
大江月子 2009/10/14-20:13 No.[6790] | |||
故郷へ日帰り慶事新幹線 鎮守様どうぞ治して猫の足 ブランドのクルスを首に寺男 ずっと考えているのですけど浮かばない苦しみ。 付いたらいやだなあと思いつつせめて呼び水に。 | |||
千年 2009/10/14-20:22 No.[6791] | |||
いやだなあと思われる?付けいただきます。 鎮守様よろしく! | |||
千年 2009/10/14-20:31 No.[6792] | |||
次は短句、ご自在に。 | |||
大江月子 2009/10/14-20:40 No.[6793] | |||
一応、ほっ。と。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/15-00:55 No.[6794] | |||
連句はとっても不思議な予言力がありますね。 月子さん、私、台風の日に階段から落ちて(といっても3段) 足を引きずっております。 連句のかみさま、きっとすぐよくなる素敵なおまじないをありがとうございます。 | |||
小出富子 2009/10/15-23:08 No.[6795] | |||
クラス会五体満足まずほっと 少しだけお洒落して行くクラス会 富子 | |||
小出富子 2009/10/15-23:13 No.[6796] | |||
千年さん 短句でした。ごめんなさい。 | |||
千年 2009/10/15-23:21 No.[6797] | |||
待ってました。短句でした。「お洒落」されたいとは思いますが、また「恋の呼び出し」になってしまいそうなので、そこのところよろしく・・・・・ | |||
千年 2009/10/16-18:54 No.[6799] | |||
今日、出光美術館の「芭蕉<奥の細道>からの贈りもの」展に行ってきました。 まず、「ふる池や」の発句短冊の文字に芭蕉の喜びがあふれているような、ユーモラスな躍動感があってよかったです。「ふる池や」の句は枯淡なものではない感じ。後、発句の真跡を何句か眺めるうちに、発句の特に上五の持つ強さ、勢いを感じました。うまくいえませんが、発句かくあるべしというのに少し触れることができたように思いました。 帰りに無迅さんが掲示板で推薦されていた、地下二階の立ち食い蕎麦屋のゴボウ蕎麦食らってきました。なかなかのものでした。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/16-20:00 No.[6800] | |||
*市電を敷いた町にあこがれ *ケーブルカーを回す人々 *オシロスコープ震える波線 *日米国歌毎朝聞いて *海が見たくてのぼる急坂 watashi mo 展覧会に行きたいです!都に住んでおられる方々をうらやましくおもいながら。。。eiko | |||
千年 2009/10/16-21:08 No.[6801] | |||
そう、まだ海がでてなかったですね。 富子さん、皆様、まだ出されていないオーディエンスの方がたも御願いいたします。 クラス会から・アフタヌーンティーのおしゃべり | |||
千年 2009/10/16-21:26 No.[6802] | |||
「おしゃべり」はあたりまえすぎました・・・ここは遣り句でもいいか・・・ | |||
千年 2009/10/17-08:10 No.[6803] | |||
○買い換えたいと思う自動車 ○黙って並ぶ炊き出しの列 | |||
ちちろ 2009/10/17-13:08 No.[6804] | |||
●カラオケ唄う健康ランド ●露天風呂から海が望める | |||
千年 2009/10/17-13:51 No.[6805] | |||
それでは、どれもいまいちなので、富子さんのクラス会をいただき、 ・クラス会から元気いただく でいきましょう。 次は長句。次の次が花の座。 | |||
千年 2009/10/17-14:06 No.[6806] | |||
○炊き出しに並んでいればまた余震 ○バス停は昔のままよ海の風 | |||
千年 2009/10/17-14:20 No.[6807] | |||
ちょっと急がせてください。バス停いただきます。 次は短句。花前。 | |||
千年 2009/10/17-14:49 No.[6808] | |||
「海の風」を「南吹く」に変更。 「一般的な夏の風とは違って、海上や沿岸などに吹く風に限っての呼び名のように思われる」(『新日本大歳時記』講談社) 「夏の季節風の南風をいう。」と書き出しにある『図説俳句大歳時記』(角川書店)には、「考証」として「連『産衣』(元禄十一)に「南の風、唐の人、我が妻を御門にとられて行く時に、帯を形見にやりて云、南風吹かん時、我が魂汝に通ふべしといへり。 夏のくる南の風や匂ふらん かたみの帯の短夜の空 宗伊」」とあります。 | |||
千年 2009/10/17-20:21 No.[6809] | |||
脇、第三の文子さん、希望さん、酢豚さん、一句だけじゃあ、小町に失礼・・・・・つゆ草さんもよろしく・・・ | |||
千年 2009/10/17-20:25 No.[6810] | |||
○NPOが炊き出しに行く ああ・・・・ | |||
小出富子 2009/10/17-23:27 No.[6812] | |||
千年さん、有り難うございます。クラス会は楽しくたくさんの元気を戴いて来ました。今、「連句、俳句、季語辞典十七季第二版、三省堂」を読んでいますが、連句は決まり事がたくさんあって、吃驚しています。 | |||
千年 2009/10/18-00:44 No.[6813] | |||
富子先生 待っておりました・・・もう寝ます | |||
千年 2009/10/18-14:40 No.[6814] | |||
*池に落としてとれるバーディ 9月30日に始まっていますから、昨日巻き上がっていれば、平均1日一句の付け合いで、ネット連句史上初?のアンダーパー!?だったんですが、なかなか難しいですね。 次は雑の短句。皆様、軽めのショットで御願いいたします。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/18-22:07 No.[6816] | |||
*ゆっくり過ぎる時計屋の前 *手枕で読むハーレクィーン *気球着陸走りよる人 | |||
千年 2009/10/18-23:11 No.[6817] | |||
恋は三句去り、何回でも。 場的に、枕のそばのハーレクィーン これで。 | |||
千年 2009/10/18-23:16 No.[6818] | |||
次は花の座 | |||
千年 2009/10/19-11:56 No.[6819] | |||
ちょっと失敗。女城があったのでクィーンは近かったですね。 時計屋でさらりといきましょう。どうも失礼いたしました。 | |||
ちちろ 2009/10/19-13:15 No.[6820] | |||
●花の寺メンコ缶蹴り鬼ごっこ | |||
谷地元瑛子 2009/10/19-14:35 No.[6821] | |||
まあ、千年さん、時計屋のまごとして お礼もうしあげます。瑛子 | |||
千年 2009/10/19-23:01 No.[6822] | |||
ちちろさん、釈教がまだ出ていないので、寺はいいんですが、後が打越の「昔のままよ」とかぶっているような気が。 老態は出ていますが、まだ無常はないか・・・ 今年最後の興行になるかもしれませんので、花の座は皆様ふるって御願いいたします。 ○花満ちて帰ってきたか酔っぱらい ○君がいて故に我あり花の酔い | |||
つゆ草 2009/10/20-08:16 No.[6823] | |||
海紅句抄の支配人を思い出し 退職の花束重き支配人 食卓に小さな胡桃花の宿 花束を抱えし初老美しき | |||
伊藤無迅 2009/10/20-12:22 No.[6824] | |||
遅れましたが、取り急ぎ、 刃物町過ぎて堤の花明り 酔い覚めの現(うつつ)のはじめ花明り 眼裏の面影薄に似し夕桜 | |||
千年 2009/10/20-19:01 No.[6825] | |||
どうも有難うございます。食卓か酔い覚め・・・四句目に相宿があるか・・・うつつのはじめをいただきます。 | |||
千年 2009/10/20-19:40 No.[6826] | |||
いよいよ挙句でございます。晩春か三春。 ○戯れてゐる紫の蝶 | |||
千年 2009/10/20-20:56 No.[6827] | |||
○誘ふやうに戯れる蝶 発句の小町がなんか、ここまで効いてくるか・・・ 渇 ○涙ぽろぽろ霞む山門 | |||
千年 2009/10/20-21:24 No.[6828] | |||
すみません、皆様。連句経験で初めて「渇!」してしまったので、山門の句をいただかせてください。無事満尾。どうも有難うございました。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/21-00:50 No.[6829] | |||
What can I say... 満尾おめでとうございます!!! eiko | |||
つゆ草 2009/10/21-08:24 No.[6830] | |||
千年さんお疲れ様でした。そして有り難う御座いました。1句でもお仲間に入れていただき嬉しいです。下手ながらもだんだん私も連句の面白さが分かってきたように思います。またご指導よろしくお願いします。 | |||
千年 2009/10/23-16:54 No.[6831] | |||
なにをおっしゃいますかつゆ草様。いつもアグレッシブに御投句いただき、連句会を盛り上げていただいております。 出勝ちではなく膝送りもそろそろいいですね。せっかちな捌きだと、つい自分が付け句をしてしまうで・・・。 半歌仙より短い形で、初めての方も参加しやすいような座も必要か・・・・ 今回ほど発句の重さを感じ続けながら巻いたことはありませんでした。途中で芭蕉の真跡と遭遇するぜいたくな時もいただきました。連句の時間は時、行き交う時、ほんとに真剣な遊びで次元の違う時が創造できる、創造の時に包まれる文芸だと感じている次第です。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/24-09:50 No.[6832] | |||
発句、脇と連歌のような雅を感じます。 私は今回、捌きの心の襞をはじめて実感し ありがたく思いました。 瑛子 | |||
千年 2009/10/24-15:07 No.[6833] | |||
本来は黙っているべきことをしゃべりすぎた気も。 「ネット連句」のこの媒体は、自分自身の勉強も含め、いろんな文献から連句に対する認識を提供できるところもおもしろい。第三者の方にも、巻き上がった作品を読むだけでは分りにくい連句がご理解いただけるかと思います。 | |||
谷地元瑛子 2009/10/27-08:40 No.[6834] | |||
AIR, 国際連句協会では賜餐形式を世界に広めています。 半歌仙より短いながら、四折り、各折り四季巡行で これ以上ないほどシンプルです。kasenと韻を踏んでいるためか shisanとしてかなり広まっております。 ご参考までに。 | |||