■201911_02 海紅 2019/11/15-13:33 No.[8684] |
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焚火の輪大事なことは口にせず | |||
千年
2019/11/16-22:23 No.[8685]
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焚火の輪大事なことは口にせず ぱちんぱちんと種の弾ける | |||
山房の海紅 2019/11/18-10:42 No.[8686] | |||
御無沙汰。土佐小春は汗ばむほどでしょうか。 焚火の輪大事なことは口にせず ぱちんぱちんと種の弾ける 屋上に家庭菜園しつらへて | |||
瑛子 2019/11/20-08:48 No.[8688] | |||
飛び入りしてもいいでしょうか。 焚火の輪大事なことは口にせず ぱちんぱちんと種の弾ける 屋上に家庭菜園しつらへて 塩麹買いサラダの準備 | |||
山房の海紅 2019/11/20-19:53 No.[8689] | |||
70年安保世代はTVで香港の学生運動を見て、 深く心を痛めております。 焚火の輪大事なことは口にせず ぱちんぱちんと種の弾ける 屋上に家庭菜園しつらへて 塩麹買いサラダの準備 デモ隊を戻りて眠る窓の月 | |||
山房の海紅 2019/11/20-20:45 No.[8690] | |||
香港に拘泥して、不安定な月を出してしまった。よって再案。五十歩百歩か。 焚火の輪大事なことは口にせず ぱちんぱちんと種の弾ける 屋上に家庭菜園しつらへて 塩麹買いサラダの準備 籠城の窓から覗く冬の月 | |||
瑛子 2019/11/21-11:10 No.[8692] | |||
雨傘運動に参加した香港の女子学生とメルボルンで会いました。社会を変えるのに文学はどんな意味があるのか自問自答し、考えた末、文学こそ力になるのだと思うと話してくれました。 彼女の今が心配でなりません。 | |||
車中の海紅 2019/11/21-23:58 No.[8693] | |||
焚火の輪大事なことは口にせず ぱちんぱちんと種の弾ける 屋上に家庭菜園しつらへて 塩麹買いサラダの準備 籠城の窓から覗く冬の月 マスク外せばえくぼ可愛ゆく | |||
車中の海紅 2019/11/22-00:04 No.[8694] | |||
千年、瑛子両先輩を巻き込んで、冬に終始する破格のオモテ六句をでっち上げました。ルールとしては悪いお手本。でも教材としては役に立つかも、ということで付け合いはこれまでにいたしましょう。 | |||
美知子 2019/11/24-18:32 No.[8695] | |||
焚火を囲んだ時の表現し難い郷愁に似た切なさ。人の原風景があるのでしょうか。 焚火って不思議ですね。何人もで囲んでいても、そこにいるのは焚火と私。静かに向き合っていたくなる。この時間を誰にもおかされたくない。深奥にあるものが顔を出すのもこんな時かもしれません。 内面的なことは言わなくて、こんな短い言葉で表現してしまうなんて。拝見した瞬間、好きな句になりました。ありがとうございました。 | |||
山房の海紅 2019/11/25-12:02 No.[8696] | |||
作者の思い入れと、まことによく重なります。句作態度に誤りがなかったとホットしています。 | |||
美知子 2019/11/28-22:10 No.[8697] | |||
先生の俳句からたくさんのことを学ばせていただいています。俳句も最も短い詩といえますが、いわゆる詩にしたとき、どう書けるだろうと、いつも思っています。 私は説明的、自分の思いで結論づけてしまいそうで。 先生の句はどれも読者に解釈を委ね、余情を残し、抒情と広がりを持っていると思います。句集の中の 夏痩せの母見てゐる方を見る 大好きな句です。読む人一人一人が、自分に照らし合わせて情景が浮かび、切なくなります。読者のものになっていると思いました。 日頃、思っている自分への課題。学ばせていただきます。とても短く書けるものでありませんが、この場をお借りして。 | |||
美知子 2019/11/30-10:10 No.[8698] | |||
夏痩せの母の見てゐる方を見る 上記「の」が抜けてしまいました。失礼しました。 | |||