■201909_02 海紅 2019/09/20-12:54 No.[8668] |
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再会のたちまち句座に秋灯下 | |||
千年
2019/09/20-19:50 No.[8669]
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秋灯火たちまち句座となりにけり と言い直して(こちらが勝手に)みると、 欠けているもの、それは「再会」。 | |||
美知子 2019/09/26-21:40 No.[8670] | |||
この句で、俳句は和(輪)の文学なのだと再確認しました。先生の到着を待っていた皆さんの笑顔、「やあー、やあー、どうもどうも」の声も聞こえてきそう。 「再開」の親しい仲なのでとくに挨拶などいらない。すぐに句会がはじまる。楽しさが伝わってきます。 「たちまち」は句会と秋灯下にかかっていると思いました。秋の夕暮れはつるべ落とし。人恋しさも増す季節。温かい空気まで感じさせてくれます。その輪の中に入りたいと思わせてくれます。 温かいこの句で、俳句の世界は孤でなく人と人とのつながりの中で創り上げていくすてきな文学だと思いました。 | |||