■201811_02 海紅 2018/11/16-16:06 No.[8594] |
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また母と大根洗ひをしてみたし | |||
香粒(かりつ)
2018/11/18-16:01 No.[8595]
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青海海岸際の細長い畠で掘ったばかりの大根を 洗い上げていた人を見ました 夕方の静寂の中で 黙って作業をしていた人に 「晩鐘」が重なるように見えて 声を掛けないで 戻りました 翌日 市振の宿辺りで 一列に架木に懸けられ た大根を見て豊かな安堵を覚えたものです 季語は人々の暮らしの中から生まれたものなのですね | |||
香粒 2018/11/19-11:50 No.[8596] | |||
まだ よく分かりませんが 季語は暮らしの中で美しく 詠みとられた言葉の集積なのかと思いましたた。 | |||
eiko yachimoto 2018/11/20-09:31 No.[8597] | |||
先生の句に接し、わが愛唱句が口をついて出てきました。 紫蘇絞り絞りて母の恋しかり 橋本多佳子 おかあさまの水で赤くなってゆく手が思い浮かびます。 | |||
茫るぺん 2018/11/20-11:34 No.[8598] | |||
レインシューズを穿いて ゴム手袋をして ひたひたながれる小川の水で 一本一本ていねいに 二人で洗う大根の数 。 だんだんきれいになってゆく 。 こんなに白くなってゆく 。 うれしそうな母さんの顔 。 すっかり嬉しく なってゆくボク 。 みずはとっても冷たいけれど ふたりの心は ── 「 日向ぼこ 」 | |||