■201503_02 海紅 2015/03/17-13:04 No.[8202] |
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飛び石の十二歩めより春日向 | |||
yumi
2015/03/24-22:09 No.[8203]
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幼い頃にこんなことがあったような気がします。 縁側に近い飛び石から1、2、3……と数えながら、跳んでいって、ざらりとしたのや、つるっとした石の感触に驚きながら(子どもは裸足になるのが好きなのです)縁側からは見えない場所に咲いている花や小さな池をのぞき込んでいるうち、急に温かい飛び石がある。ああ、日向は石も温かいんだと小さな発見をして、また同じ道を通って縁側まで戻ってくる。 そして、呼ばれたので、そのまま足もふかずに昼ごはんを食べに座敷に行ってしまう……。 | |||
yumi 2015/03/29-22:56 No.[8204] | |||
お母さんバージョンです。 寒いけれど回覧板を持っていかなくちゃと飛び石沿いに裏門まで行くと、あら、まあ、黄水仙が咲いている。お父さんが去年植えたやつだわ。池の目高も嬉しそうに泳いでいるし、おまけにお隣の庭では梅が満開。一人暮らしのおばあちゃまに引き止められて、日向の縁側でお茶まで御馳走になってしまいました。黒豆を柔らかく煮る方法をお聞きして、元気になって帰ってまいりました。 | |||
山房の海紅 2015/03/30-16:03 No.[8205] | |||
作者は句が出来たときの情況にとらわれて、こんなしゃれた鑑賞はできない。俳句は作者のものでなく、読者の読みによる詩なのだとあらためて思う。yumiさんの想像力を刺激できたことは作者としてうれしい。 | |||