■201312_02 海紅 2013/12/16-17:21 No.[8068] |
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焚火の輪くづれて峡の旅終る | |||
mitiko
2013/12/19-19:37 No.[8069]
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焚火を囲んで輪が生まれる。 四方山話が、飛び交う 誰かが、言った。 「みんな何てやさしいの、そして、温かい・ 涙が出てくるわ。」 また、会える、きっと会えるよ 忘れないわ。 この俳句を文章にしたら、こうなりました。 | |||
美知子 2013/12/23-10:52 No.[8070] | |||
青春の日がよみがえりました。 「♪遠き山に日が落ちて・・・」キャンプファイアーの火も小さくなり、再会を約束して輪から離れ、一抹の寂しさを感じながらそれぞれのテントやロッジに。焚火で火照った頬が夜気の冷たさにふれると、旅が終わったと思う瞬間。途端に明日からの日常を思います。 あるいはこの句は3〜4名で沢登りか登山を終え、峡で 焚火の火を囲み、語り合い、これから野営。明日には山小屋で解散・・かもしれない。旅の終わりはひとそれぞれの感慨をともなうもの。 焚火の輪くづれて峡の旅終わる 余分な説明が入らないから、読み手のさまざまな解釈を許すのですね。余韻嫋々。余分な説明をいれずにこの情景をあらわそうとしたらどう描けるかと考えてしまいました。 | |||
美知子 2013/12/23-11:24 No.[8071] | |||
mitikoさんへ きっとそんな会話が交わされただろうと思います。 別世界いざなってくれる素敵な時間ですよね。 小さな物語が生まれますね。 | |||
山房の海紅 2013/12/23-17:52 No.[8072] | |||
お二方にありがとうと申し上げます。鑑賞いただき、眼をうるませています。時間は取り戻せませんが、心はすぐに三、四十年をさかのぼります。それぞれの青春を支えに生き生きと参りましょう。 よいお年をお迎えください。 | |||
山房の海紅 2013/12/25-10:02 No.[8073] | |||
青春とは若いころの一時期でなく、心のあり方をいうのだ。―サミエル・ウルマン「青春」による― Youth is not a time of life,it is a state of mind.(Samuel Ullmann:YOUTH) | |||