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 ■201311_01
 海紅   2013/11/01-14:45  No.[8053]
    小春日のわが影法師くつきりと

山房の海紅   2013/11/04-13:30  No.[8054]
 
    小春の明るさは思いがけない恵みである。影法師は私から生まれて、私以上でも、私以下でもない確かな存在である。これまでそうであったように、これからもこの影法師ときちんと向き合って生きてゆこうと思った。三十代の自画像のひとつである。
 

eiko yachimoto   2013/11/05-15:36  No.[8055]
 
    影法師からも心臓の鼓動が聞こえてきそうで
うらやましくなりました。
 

山房の海紅   2013/11/07-00:45  No.[8056]
 
    我が分身に心臓を与えていただき、ありがとうございます。「なかなかに一人あればぞ影法師」。笑ってください。
 

eiko yachimoto   2013/11/07-11:26  No.[8057]
 
    eiko san! 短調にならず明るい長調の句を
といつも云われています。

*大根は厚切りがよし火にかける
 

研究室の海紅   2013/11/07-13:02  No.[8058]
 
    秀れた人物も作品も確かに明るい。芭蕉はその点でまだ未熟であった。なんちゃって、世間を狭くするようなことを言ってみたいときもある。
 

美知子   2013/11/11-15:05  No.[8059]
 
    小春日和の影法師は朦朧としたものとなんとなく思っていました。
この句に出会って、改めて日の中に立って、わが影を見ると実にくっきりした影をつくるものであること気付きました。
それに意外と自分が小春日に影法師をつくっていることに気がつかないのでは…と思いました。これは単なる叙事ですが、叙情と受けさせていただいていいようですので。

きっと、充実した日々の中で出来た句ではないかと。何かを成し遂げたあとの至福の時。一服をしている時の句かもしれませんね。自分の時間を得て、これからもはっきりと影法師をつくれていけそうな・・・。希望があって明るくていいなあと思いました。
いつもながらの深読みで失礼しました。

 

山房の海紅   2013/11/12-03:52  No.[8060]
 
    ありがとうございます。チットモ深読みではありません。というか、鑑賞とは深読みのことであります。叙事即抒情。このころの作者の生活は確かにしっかりしていた気がします。
 



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