■201112_02 海紅 2011/12/19-14:17 No.[7431] |
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わが息の白くなりたる独り言 | |||
ちちろ
2011/12/23-11:14 No.[7432]
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久しぶりにメールします。 先月開催の芭蕉会議は盛況でしたね。懐かしい顔ぶれの方々とお会いできてとても楽しい一日でした。 さて、句の鑑賞の方ですが、小生も毎朝犬と散歩しながら、独り言をぶつぶつ言ったり、歌を口ずさんだりしています。最近はめっきり寒さが厳しく、吐く息は白くなります。白い息は冬の季節をまさに五感で感じ取りながら、身の引き締まる思いとともに生きていることの充実感をも覚えることがあります。 ●わが息の白くなりたる独り言 海紅 ●シネマシーンめく落葉道行く ちちろ | |||
むらさき 2011/12/24-12:37 No.[7433] | |||
ちちろさん お久しぶりです。 私のコメント違いすぎて、書きにくくなってしまいました。 もう一度 気合いをいれなおしてから、書きます。 私のコメントと違っていても、気になさらないでくださいね! ひとは、それぞれに考えがちがうからこそ、その人その人に価値があるのですから・・。 じゃあ、気合いをいれてきますね! むらさき | |||
むらさき 2011/12/24-14:37 No.[7434] | |||
コメントさせていただきます。 深い溜息がきこえてきそうで・・・。 溜息とともに出てくるのは「 寒い 寒い」という、身体の奥の声。 痛々しい 深い孤独感を、それを じっと凝めているつよい眼差しを − 感じます。 白い息は季語。 季語に伏線がしかれていて、意表をつかれました。 「 独り言 」は、ご自分をかなり客観視していないと、でてこないお言葉ですよね! にくい表現です(すみません、いま これ以上ピッタリする言葉が みあたりません)。 ( もし、誤解があれば お許しくださいませ ) ありがとうございました。 古大仏ねむれる杜の深々と むらさき (しんしん) | |||
大江月子 2011/12/25-10:01 No.[7435] | |||
言葉では言えない 言葉では言ってはいけない 言葉 … テレビを消して ラジオを止めて インターネットを切って 携帯電話を捨てて やってみたら … 凍てつく冬の中で 立つ生身の私 言葉にならない言葉をつぶやく 小さなつぶやきが 白い息になって視界を曇らせる 2011年が終わる 私の国 もう戻れない 人間仲間の私の冬 月子 | |||
つゆ草 2011/12/26-09:10 No.[7436] | |||
凛として言葉にならない言葉をつぶやく、月子さんのすばらしい詩により、先生の句がさらに格調高いものになりました。この白い息の中に神聖な深い祈りと希望と想いのようなものを感じ得ます。 今年こそ「さまざまのことおもひ出す桜かな」の芭蕉さんの気持ちが解る一年だったと思います。 めつむれば千思万想年の暮 つゆ草 | |||