■201109_01 海紅 2011/09/01-13:57 No.[7364] |
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川宿の筧の影や小望月 | |||
大江月子
2011/09/02-16:05 No.[7365]
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いいですね〜女の人と一緒ですね。落ち鮎の煮浸しも格別で…明日は満月。私も婆だけれど白い大島絣の単衣に雁の帯など締めて少し若めのダンディと明日の望月をを眺めたい。 | |||
つゆ草 2011/09/03-06:34 No.[7366] | |||
月子さんの白い大島絣見たいです。きっとお似合いで素敵なことでしょう。 この句は、川宿、影、小望月、など旅先で作られた句だと思うのですが、何か大人の恋の匂いが感じられ、艶っぽいですね。月子さんのような熟女の後ろ姿が霧の中に浮かぶような光景が見えます。 | |||
むらさき 2011/09/03-13:37 No.[7367] | |||
月子さんのコメント、とっても面白かった!!! 思わず、笑いこけました ( とくに、語り口が・・ )。 月子さんをめでる つゆ草さんのコメントも、とてもよかったですよ。 旅先の句というのは、同感です。 私は、ぐっと オーソドックスにゆきます! 何故か、ほっとしました。 心地よい川風、せせらぎの音、空には小望月。 その月の描きだした筧の影。 その影のうつくしさに、見惚れていらっしゃるような、句のイメージです。 月の影は、自分のなかのさまざまな幻想をよびおこしてくれるので、私は 結構好きです。怖いもの・面白いもの・美しいもの いろいろあって。 でも、うつくしい影をみつけたときの歓びは、たとえようもない嬉しさです。 そんな影を、ごらんになっているような・・??。 | |||
eiko yachimoto 2011/09/03-18:16 No.[7368] | |||
*静岡市を流れる安倍川上流の温泉に行った事があります。 先生の句の風情そのままでした。流れを更に奥までたどると霧の茶畑の脇に江戸時代に巻かれた歌仙の碑があり大感激。 その地で私は世にも見事な シュウカイドウ(漢字がどうしても出ません)の群生を見ました。 象の耳のように大きい葉の脇に紅色の花茎がしだれ、みれば 葉脈の要も紅色、ふつうややこころもとない淡紅の花びら が、かの地では生命力に満ちていました。 と云う訳でちょっと付け句を! 初秋カイドウ深き葉脈 | |||
むらさき 2011/09/03-21:01 No.[7369] | |||
瑛子さん、お久しぶりです。 春咲きのカイドウを庭に植えたことがあります、ピンクの可憐な花でした。花茎のしだれる感じが、好きでした。桜のまえに咲いていたという記憶があります。 秋カイドウの ”群生”とは、めずらしいですね。 さぞ、素晴らしかったことでしょう! | |||
ちちろ 2011/09/04-07:30 No.[7370] | |||
久しぶりにコメントいたします。 月子さん、つゆ草さん、むらさきさんのコメント、そえぞれにとても良いとおもいました。 瑛子さんの旅の思い出もすばらしい! この句は脇を付けたくなりますね。 小生も付けてみます。 ●川宿の筧の影や小望月 海紅 ●冷気ひそやか谷よりの風 ちちろ | |||
ちちろ 2011/09/04-08:09 No.[7371] | |||
付け句訂正します。 ●冷気ひそかに谷よりの風 | |||
むらさき 2011/09/04-16:16 No.[7372] | |||
ちちろさん コメントへのお応え、ありがとうございます。 | |||
eiko yachimoto 2011/09/04-21:48 No.[7373] | |||
むらさきさん、こんばんわ。おかげさまで元気になりました。 (ところであの時のシュウカイドウの群生は思い出すだけでも元気になるほどーー川沿いの道の片側が山の斜面で、そこに沢山咲いていました、流れる水の音も思い出します。それと影!実ははじめて頼まれてさばいた半歌仙のタイトルはshadows (影)でした。 ちちろさん、たしかに句が付けを呼んでいると感じるときがありますね。ちなみにかの地の歌仙にはもちろん 駿河路や花橘も茶の匂い 芭蕉 がサンプリングされておりました。連句万歳。 月子さん、つゆ草さん、恋はおまかせいたします! 瑛子拝 | |||
むらさき 2011/09/05-17:48 No.[7374] | |||
瑛子さん お返事ありがとうございます。 瑛子さん、ちちろさん 先生の句から、沢山の子供の句が生まれてもよいのでは? − という 身勝手な欲望から、おふたりの句に 続けさせていだきます。遠慮なく、添削なさってください。 川宿の筧の影や小望月 海紅 初秋カイドウ深き葉脈 瑛子 筋柄のうつくしき蝶はなに恋 むらさき ( 葉脈からの連想で、筋柄へ ) 先日、蜜がとても気にいったらしく、後ろ髪ひかれるように 花のもとに何度も舞いもどる蝶をみて詠みました。 川宿の筧の影や小望月 海紅 冷気ひそかに谷よりの風 ちちろ みやびなる笙のしらべに秋思ふ むらさき ( 風にのって笙の音がきこえてきてー という連想です。) | |||
eiko yachimoto 2011/09/05-20:44 No.[7375] | |||
川宿の筧の影や子望月 海紅 (秋) 初シュウカイドウ深き葉脈 瑛子 (秋) 花野ゆく蝶幾度も戻るらむ むらさき (秋) *** 遊ばせていただきました。thanks. eiko | |||
むらさき 2011/09/05-20:57 No.[7376] | |||
瑛子さん ありがとうございます。 「 花野ゆく」は、うつくしい表現ですね〜! むらさき 追記 : 花野ゆく − で、視界がひろがりました。 蝶幾度も戻るらむ − は、蝶のせつなさが伝わってきます。 子供の句と、おとなの句 という感じですね( 笑 )。 ただ、幾度 − を ひらがなに して いただけませんか? さしつかえなければ ・・。 ありがとうございました。 むらさき | |||
eiko yachimoto 2011/09/06-10:45 No.[7377] | |||
こちらこそありがとうございます。 花野ゆく蝶いくたびも戻るらむ むらさき またきっと連句をしましょうね。 | |||
ちちろ 2011/09/07-10:00 No.[7378] | |||
むらさきさん、第三を付けていただきありがとうございます。 瑛子さんも「蝶」の句で添削されておりますが、やはり、第三は式目通り、「に」「て」「にて」「もなし」「らむ」で句末を止めた方がよいのではないかと思います。 ●川宿の筧の影や小望月 海紅 ●冷気ひそかに谷よりの風 ちちろ ●秋思ふ笙のしらべのみやびにて むらさき 先生!先生の句で勝手に遊んで申し訳ありません。 しかし、この句は脇を付けたくなってしまう句なのですね。お忙しいでしょうが、先生の捌きでまた、ぜひ、連句をお願いいたします。 | |||
むらさき 2011/09/07-17:06 No.[7379] | |||
瑛子さん ひらがなへの変換、連句のお話 嬉しいです。 ちちろさん 「秋思ふ」 おさまりが悪いな〜と思い始めていました。 「秋思ふ」を上句に、「 みやびにて 」を下句に もっていっていただき、句も落ち着き・私も落ち着きました。 ありがとうございます。 それから、式目 まったく念頭になく、恥ずかしい限りです。 教えていただき、感謝いたします。 | |||
むらさき 2011/09/07-17:14 No.[7380] | |||
海紅 先生 先生の句のお蔭で、とても楽しくすごせました。 ありがとうございます。 | |||
ちちろ 2011/09/07-20:38 No.[7381] | |||
むらさきさんへ、 もっともらしいことを言いましたが、小生の校合がいいわけではなく、例えば、あくまで、むらさきさんの原句を生かした場合はこのような感じじゃなかろうかということで、こちらこそお恥ずかしい限りです。 ところで、むらさきさん、瑛子さんとも「小望月」が「子望月」になっておりますよ〜。先生がプンプンちゃいまっか〜? | |||
eiko yachimoto 2011/09/07-22:54 No.[7382] | |||
これは大変、何たる変換ミス! 小望月さん、ごめんなさい。さっそく修正を試みます。 瑛子 | |||
むらさき 2011/09/08-10:13 No.[7383] | |||
ちちろさん 「 わ〜、恥ずかしいやら おかしいやら 」小望月 を 子望月にしていたなんて。 ご指摘 ほんとうにありがとうございます。 先生 ごめんなさい! | |||
ちちろ 2011/09/09-12:00 No.[7384] | |||
むらさきさん、瑛子さん! 余計なことを言って申し訳ありません。 ところで今、さかのぼってもう一度確認したら、確か、むらさきさんのも子望月になっていたはずなのに、ないですね〜。小生の見間違えだったらごめんなさい。 | |||
研究室の海紅 2011/09/09-12:07 No.[7385] | |||
なんという賑やかさヨ 座談のお役に立ててうれしい限りです | |||
むらさき 2011/09/09-12:19 No.[7386] | |||
ちちろさん いえ いえ 決して ”幻 ”ではありません。 私自身の手で、修正しましたよ。 瑛子さんは、まだのようですが・・。 先生にもコメントいただけたし、嬉しいですね! | |||
eiko yachimoto 2011/09/10-13:39 No.[7387] | |||
パスワードが違いますと出て、修正できませんでした。 これも記録とおもい、このままにしますネ。 小望月、いちどもつかったことのない言葉でした。 月の座に使ってみたい季語をしかと覚えさせていただきました。 先生、みなさま、ありがとうございました。 | |||