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 ■200912_01
 海紅   2009/12/01-13:59  No.[6856]
    初雪を踏んで願書の投函に

eiko yachimoto   2009/12/02-10:57  No.[6857]
 
    共感します! 朝の月雪踏みしめて郵便夫
という付け句をかいたことがあります。
雪を踏む感触は清冽で、前向きで、頭の芯に響きます。スペリオル湖のあるミネソタという北国に住んだ日々(1980〜1982)は私のなかに
しっかり残っていることを再確認しました。
ありがとうございます。
 

ポプラ   2009/12/02-20:45  No.[6858]
 
    北国からは雪のたよりもあるこの頃、受験勉強も仕上げ段階に入ったのでしょう、満を持して願書を出す。「初雪を踏んで」と「投函す」は受験に立ち向かう気構えと自信が感じられます。
 

ポプラ   2009/12/02-20:47  No.[6859]
 
    句の訂正です。「投函に」でした。
 

佐和子   2009/12/02-21:16  No.[6860]
 
    昨夜ラジオから中島みゆきの「時代」が流れ、ふとこの句のことが頭に浮かびました。
 
 そんな時代もあったねといつか
 話せる日がくるわ
 あんな時代もあったねと
 きっと笑って話せるわ

この作者の句と音楽、楽しいですね。
 

佐和子   2009/12/07-17:46  No.[6861]
 
     映像と音。
白(雪)赤(ポスト)
確かに投函された封書の音
耳を寄せていた少年(少女)の安堵した横顔。
 

天野 さら   2009/12/08-00:07  No.[6862]
 
    今日は旭川では雪が降っていた。テレビでその雪景色を放映していた。北海道の初雪は早い。これから長く厳しい冬の生活を余儀なくされる。この句、雪の白さと初雪の語が少年の純な心を象徴している。少年は希望に燃えて次の段階へ挑戦するため、初雪をさくさく踏みしめながら願書の投函に行く。まだ誰も足跡をつけない雪道に確かな足跡をつけて行く。まるで自分の道を切り開くかのように。誰にも思い当たるこのような過去があるはず、それゆえ共感できるし、いとおしささえ感じてしまう。作者にとっては宝物のような思い出ではないだろうか。あの頃は若かった、もう戻れない青春時代よ!
 



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