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 ■200909_02
 海紅   2009/09/16-17:35  No.[6690]
    水澄める池に小町の名をとどめ

千年   2009/09/19-13:51  No.[6691]
 
    「水澄む」と「小町」の取り合わせがなんとも純な趣があるように感じました。
 

ちちろ   2009/09/20-09:08  No.[6692]
 
    小町の名をとどめた水澄める池とは、小野小町に恋焦がれた深草少将が小町に会うために百日通いしたときに自分の姿を写した京都の「小町姿見の池」のことだろうか。
小野小町には全国各地に伝説があり、産湯を使った池とかそのほかにも色々とあるようである。いずれにしても秋になると空の澄みもさることながら、より一層に河川、湖沼、池、庭の泉水、清水、井戸水、山の渓流などは一際澄みを増して見える。
千年さんのコメントのように「水澄む」と絶世の美人といわれた「小町」との絶妙な取り合わせがこの句の見せ所でしょう。
 

長坂   2009/09/24-23:02  No.[6693]
 
    この句からは先生がどこかの小町伝説の残る池を見た素直な感動が伝わってきます。周囲の木々が池に写り込む残像が見えてきます。池の美しさもさることながらその水面に写った森の姿が大変印象深かったのでしょうね。
さて、この夏休みは個人的に大垣も再度行き前回以上に多くのものを得ましたし、王朝文学研究会で京都にも行き先生に文学土産がたくさんできました。色々と先生の分も頂いてきました。
ところで、「梅が香にのっと日の出る山路かな」という芭蕉の句碑を先生は御覧になったことがありますでしょうか?それは大垣より一日に2本のバスでしか行けない上石津の山の中にあるみたいですね。私は時間的制約もあり行けませんでした。現地の人も言ってましたが、有名な句なのに、句碑はなかなか知られていないようですね。
 

ポプラ   2009/09/25-20:34  No.[6694]
 
    澄む水と小町の取り合わせが良いと思います。どこの池か分かりませんが、時折は、今小町さんの姿も映ることでしょう。京都の山科の随心院は小野小町の邸宅があった場所とか、小町が化粧をしたという井戸がありました。3月には小町と深草少将に扮した少女たちが〔はねず踊り〕を見せてくれるそうです。
 



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