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 ■200902_02
 海紅   2009/02/16-15:53  No.[6241]
    足湯して女九人春浅し

ポプラ   2009/02/18-17:17  No.[6242]
 
    女が9人いたら姦しさも3倍、はじけるような光景が浮かびます。なのに、下五「春浅し」でその高揚感も削がれます。この場合「春浅し」はにぎやかな女たちへの作者の冷めたまなざしの表現でしょうか?おかしみを覚えます。
 

浅草の花売り娘   2009/02/18-22:06  No.[6243]
 
    私の場合は、春はまだ始まったばかりの寒さをはねのけるような、女性のにぎやかさが目に浮かびます。湯につけている女性の足のなまめかしさも見えてしまうのは、思い込みが強すぎるのでしょうか。あっさりしているけれど、美しいと思いました。                    
 

ちちろ   2009/02/19-20:31  No.[6244]
 
    この句は確か2、3年前に伊豆河津での吟行句会で河津桜を観ながらの先生の作だったことを覚えております(小生は不参加でしたが・・)。一緒に参加した大人しい(?やっぱり姦しいかな)女性9人(メンバーの顔が大体想像できます)の足湯している姿を詠んだものでしょう。小生は浅草の花売り娘さんの鑑賞が合っているような気がします。
この句を発句として
 ●足湯して女九人春浅し
  ●栄螺焼く香を運ぶ潮風
と小生が脇を付け、その後、歌仙を巻いた記憶があります。

 



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